先日聴いた『孔雀』の後に出た96年リリースのミニアルバム。やはり大分吹っ切れて開かれたバンドサウンドになってきている。いいですね。
96年はムーンライダーズが『Bizarre Music For You』を出した年。これは今でも非常に好きなアルバムで、久々にムーンライダーズらしい音を出してくれた傑作だった。鈴木博文はソロで完全に自分の世界を確立してきた感もあったので、ムーンライダーズが仮になくてもやっていけるようなところまで来ていたが、最近の絶好調ぶりを見てもやはりこのバンドは不滅。明日までほぼ日レコードで配信している『Tokyo7』のライブを見てもその充実ぶりは明らかだ。
『長靴を履いた男のブルース』は青山陽一と一緒にボーカルをとるライブ。メトロトロンらしくていいですね。この後の『Birds』『bonyari bonyari』も探してみましょう。
