2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

アート・リンゼイ / アンビシャス・ラヴァーズ『Envy』

アンビシャス・ラヴァーズは結構好きで、『Greed』というアルバムなんかは本当によく聴いたものでした。本作はアート・リンゼイのソロと同時名義で、確か後になってからリリースされたような記憶があるのでてっきりアート・リンゼイのソロ活動との橋渡しのよ…

山下達郎『メロディーズ』

昨日はサンデーソングブックの30周年記念コンサートの模様がラジオでオンエアされていました。やっぱり山下達郎のライブはいいですね。お互いに生きているうちに一度は体験しておかないと。 昨日に続いて83年リリースの7作目。冒頭から「悲しみのJODY」「高…

山下達郎『FOR YOU』

友人から誘われて本来であれば今年に行われた山下達郎のツアーに参加するつもりだったんですが、都合により願いが叶いませんでした。来年こそは是非参加してみたいと思っています。そこで、山下達郎の作品20作をきちんと聴き直してみようと思い立ちました。 …

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『A Night In Tunisia』

ジャズ・メッセンジャーズ60年録音作品。メンバーは絶頂期のものとなります。 リー・モーガン(tp) ウェイン・ショーター(ts) ボビー・ティモンズ(p) ジミー・メリット(b) アート・ブレイキー(ds) 「チュニジアの夜」は有名な曲ですが、何といってもやはりド…

キャノンボール・アダレイ『Mercy, Mercy, Mercy !』

キャノンボール・アダレイの66年録音作品。ライブ作品ですが当時物凄くヒットしたそうで、66年という年はまだヒットチャートにジャズが上がってくる時代だったのか、と認識を新たにしました。 まだマイルス・デイヴィスのバンドに参加する前のジョー・ザヴィ…

ビル・エヴァンス『Some Other Time : The Lost Session From The Black Forest』disc 2

2枚目。こちらに収録されている「Walkin' Up」を聴いて感じましたが、やはりジャック・ディジョネットはちょっと固くなっていて、むしろビル・エヴァンスやエディ・ゴメスの音の方が強い。ソロの掛け合いでもちょっとドラムの音は弱いように感じます。モント…

ビル・エヴァンス『Some Other Time : The Lost Session From The Black Forest』disc 1

最近はまたSpotifyを聴き始めたので、耳が大分ポップスに戻ってきました。いつも聴いていたFM横浜のジャズの番組が終わってしまったことも大きんですが、少しジャズの聴き込みに時間が当てられなくなってきています。 Spotifyの聴き方がやっと分かってきて、…

坂本龍一『Playing the Piano 2022』

坂本龍一の恐らくラストとなるライブが配信されています。全4回の配信の内、今4回目を観ているところですが、久々に静謐な世界観を味わいました。 闘病中の身なので人前での演奏は勿論、通して演奏することも体力的には難しい中、懸命かつ優しいタッチで音…

エスペランサ『Esperanza』

以前上司に紹介してもらったエスペランサのアルバムは当時3枚くらいいっぺんに貸していただいたんですが、そのうちの1枚がこれでした。当時一番気に入ったアルバムでしたが、しばらく前にピーター・バラカンもラジオでこのアルバムがシンプルで好きだと仰っ…

ポール・サイモン『時の流れに』

75年リリースのポール・サイモン5作目。全米1位とかグラミー賞獲得とか、物凄くメジャーなアルバムなんですね。自分は収録曲の「恋人と別れる50の方法」でのスティーヴ・ガッドのドラム・ループがサンプリングされているのをムーンライダーズの『月面讃歌』…

GREAT3『Singles 1994 - 2002』

グレイト3は2ndの『Metal Lunchbox』だけは持っていましたが、今ひとつ捉えどころのないグループという印象がありました。時折ポップな楽曲があったり、随所にハッとする瞬間が散りばめられていたりと、何かにつけて気になるグループではあったんですが、ど…

サークル『Neon』

サークルのこの67年作品は確か以前に持っていたような気がします。一度大量に手持ちのCDを処分した際に売ってしまったんだろうなあ。 その後、大滝詠一のラジオ番組「GO! GO! ナイアガラ」の再放送でソフトロックが特集されていて、その中でサークルの曲が何…