Elvis Costello

エルヴィス・コステロ『百福』

2008年リリースの作品ですが、とてもいいです。短期間で録音されたとのことですが、コステロの場合はこうしたラフな感じで衝動的に作られた作品の方が良さが出る気がします。 デビュー時の作品も短期間での録音だったそうですし、自分の好きな『Blood & Choc…

エルヴィス・コステロ『Secret, Profane & Sugarcane』

平成最後の日は雨模様ですね。エルヴィス・コステロのこちらは2009年作品。この頃のコステロはコンスタントに新作を発表していて、当時まだコステロの過去作品を追い切れていなかった自分にはちょっと過剰なリリース量でついていけませんでした。いずれまと…

エルヴィス・コステロ『North』

2003年にリリースされた作品。聴いた印象はとてもシンプルなものでした。ピアノと向き合っているジャズ・ボーカルのような作品ですね。 丁度昨日、ふと思い立ってしばらく前に入手したノラ・ジョーンズのアルバムを聴いていましたが、改めて非常にいい。静か…

エルヴィス・コステロ『Punch The Clock』

83年リリースのこの作品はアナログで持っていました。コステロは『Blood & Chocolate』が一番好きなんですが、同じくらい大好きなのがロバート・ワイアットの「Shipbuilding」で、これのコステロ・バージョンが聴きたくて当時購入した記憶があります。 結論…

エルヴィス・コステロ & アラン・トゥーサン『The River In Reverse』

06年リリースのエルヴィス・コステロとアラン・トゥーサンの共作。丁度この直前にハリケーン「カトリーナ」のニューオーリンズ襲来が起きて、その支援も込めて制作された作品です。福島でも同様な作品が作られても良さそうなものですが、やはり音楽の土壌と…

エルヴィス・コステロ『When I Was Cruel』

コステロの02年リリース作。コステロの諸作品は初期の頃の一連の作品を遡って聴いている間に結構なペースで新作が届けられていて、正直追い付けていなかったんですが、最近出たムック本でこれまでのディスコグラフィーが全てカバーされたので、道標ができて…

エルヴィス・コステロ・ウィズ・バート・バカラック『Painted From Memory』

こちらもApple Musicで聴いて気になっていた作品です。先日WOWOWでもバカラックのライブが放送されていましたが、高橋幸宏がバカラックを大好きなので一応チェックしてみたらこれがやはり良かった。コステロとバカラックが共演したこのアルバムもいいに違い…

エルヴィス・コステロ『Brutal Youth』

コステロは『ブラッド&チョコレート』が一番好きなんですが、最近この作品の良さに気付きました。共通点は恐らくアトラクションズとの演奏であるということです。粗暴でありながらも勢いがあって、ザラッとした感触が何とも言えずカッコいいんですね。 これ…

エルヴィス・コステロ『Almost Blue』

通勤時間が長いのでiPodはアーティスト毎に聴いているんですが、この年末に聴いていたのはキンクスとコステロでした。キンクスでは『この世はすべてショー・ビジネス』、コステロでは『ブルータル・ユース』を再発見しましたが、双方ともキャリアが長くてま…

エルヴィス・コステロ『Spike』

89年リリースの作品。これは借りてる場合じゃない。早く買えばよかったなあ。 ポール・マッカートニーとの共作曲が入っているという話題性で知名度はありましたし、実際『ヴェロニカ』は聴いたことのある曲でした。ああこれか、という感じ。でもその他にも魅…

エルヴィス・コステロ『Goodbye Cruel World』

先日の高橋幸宏のEveryday Musicでもかかっていた名曲『I Wanna Be Loved』を収録した84年リリースの作品。本人は一部を除いて気に入っていないアルバムのようですが、いいですよ普通に。 それにしてもその『I Wanna Be Loved』にスクリッティ・ポリッティの…

エルヴィス・コステロ『My Aim Is True』

77年リリースのコステロ1st。収録時間が32分くらいしかありません。1曲1曲が短いなあ。録音も24時間で終了したそうです。 物凄いスピード感かと思ったらそうでもなくて、勢いは2ndの方があるような気がします。それにしても1stで既に完成している感じがしま…

エルヴィス・コステロ『Get Happy!!』

80年リリースの4th。R&Bテイストの強い20曲入りのボリュームたっぷりのアルバムです。プロデュースはまたもやニック・ロウ。鉄板の音が鳴り続けますが、ほとんど酔っぱらって録音していたそうで、その割にはコンパクトで整理された音のように感じます。 モー…

エルヴィス・コステロ『This Years Model』

コステロの初期作品はこれまで何となくやり過ごしてきましたが、そろそろ行くかな、ということで2ndと3rdを入手しました。こちらは78年リリースの2nd。この作品からアトラクションズと共に録音し始めていますが、想像通りの疾走感。コステロは『Blood And Ch…

エルヴィス・コステロ『Armed Forces』

79年リリースの3rd。『Accidents Will Happen』は聴いたことあるぞ。 ここでいきなりポップになるんですね。急激な変化に驚きました。プロデュースは同じくニック・ロウ。この質感に比べると2ndがソリッドに聴こえてくるから不思議です。より分かりやすくな…

エルヴィス・コステロ『Kojak Variety』

コステロのアルバムは沢山あって未だに揃えられずにいます。また仕様がこれもまた沢山あって、どのバージョンで揃えたらいいものか迷ってる間に何年も経ってしまう。これはちょっとキンクスの状況に似てますね。そんな中でも一番愛聴しているのは『ブラッド…