2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

カーネーション『"a Beautiful Day" 20th Anniversary Live』

この熱量。これに耐えるために体調を整えておくことが必要でした。 カーネーションの95年リリースのアルバムの再現ライブが先日行われましたが、Amazon限定でライブ盤としてパッケージされて登場しました。非常に盛り上がったという話はそこかしこから伝わっ…

ジュディ・シル『Heart Food』

アンディ・パートリッジが解説まで書いている73年リリースの2nd。勿論、アンディのイチ推しツイートを見なければ聴くことがなかったアーティストですが、持っている魅力がとても分かりにくくて、かつ何となく心に刺さるものを持っているという不思議な魅力を…

エディ・ケンドリックス『Eddie Kendricks』

エディ・ケンドリックスは友人に聴かせてもらった曲をずっと探しているんですが未だに見つかりません。今回の73年リリース3rdでいえば「Not on The Outside」がそれに近いかな、と思いましたがどうも違う。まだまだ旅は続きそうです。 「Keep on Trackin'」…

WORLD HAPPINESS 2015

筋肉少女帯とPOLYSICSに尽きますね、今年は。 行ってきましたWORLD HAPPINESS。これで初回から8年連続です。例によってとても疲れましたが、例年より多少混雑度合が少なかったのと、会社の先輩と一緒に観ることができたので、その点でも楽しめました。内容の…

スクリッティ・ポリッティ『She's A Woman』

スクリッティ・ポリッティは『プロヴィジョン』をリリースした後一時期音沙汰がなくなる時期がありますが、その前にいくつかの12インチシングルがリリースされていました。これはその中の一つ。91年にリリースされたシングルで、アナログで購入した記憶があ…

ライラック・タイム『Looking For A Day In The Night』

99年リリースの再結成盤。ライラック・タイムは先日も久々の新譜が出ましたが、90年代にも一度解散していて、スティーヴン・ダフィがソロとなった後にこの作品で再結成していたんですね。 ライラック・タイムとスティーヴン・ダフィはアンディ・パートリッジ…

ワールド・パーティー『Private Revolution』

先日聴いた作品と一緒に購入するはずだった本盤が中古屋で売れてしまっていて入手できなかったので、探していたら僅か500円で別の中古屋で見かけたので思わず手にした作品。てっきり復活の最新作かと思っていましたが、そもそも86年リリースですのでこれが1s…

ブルー・ナイル『Hats』

高橋幸宏のEveryday Musicで先日も紹介されていたブルー・ナイルの89年2nd。ブルー・ナイルはプリファブ・スプラウトと共に英国の至宝などとうたわれたりしますが、きちんと聴いたのはこれが初めてです。 基本的に透明感のあるエレポップという風情ですが、…

サキソフォビア『4』

サックス4人による音楽。これは恐らく先輩の知り合いだから貸してくれたのではないかと推測します。 テイストとしては立花ハジメの初期の音楽のよう。もう少し交響楽的かな。それ以上の感慨はありませんが、音のひとつひとつは美しく響いていてジャズという…

スタン・ゲッツ ケニー・バロン『people time』

91年録音のスタン・ゲッツ晩年のアルバム。2枚組でした。ピアノのケニー・バロンとの共作で、ひたすらサックスとピアノの音が響きます。とても体調が悪いとは思えない張りのある演奏で、ただただまろやかな時が流れていきます。 コペンハーゲンでのカフェで…

チャーリー・パーカー『Story on Dial Vol.2』

ビバップといえばチャーリー・パーカーということで、またもやサクッと貸して頂いた47年録音作品。とにかく曲が短いのは当時のSP盤シングル片面に収録するのが最大3分半だったから。この作品にも18曲も収録されています。 チャーリー・パーカーは名前こそ耳…

シュガーベイブ『SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-』

これで何枚目の購入となるのか。 恐らく究極のバージョンであるシュガーベイブ唯一のアルバムの再発は、リマスターとリミックスの2枚組という変則的な形でのリリースとなりました。最初にアナログで聴いて以来既に何十年と経過していますが、未だに色褪せな…

テイ・トウワ『CUTE』

ラス前がいい。 テイ・トウワの新作が出ました。この人はパンタと同じでほぼ一貫して自らの中にストーリーがあり、そのストーリー通りに作品を世に出し続けていくというストイックさがあります。そのため、作品のテイストが良くいえばぶれない、悪くいえば予…

Yellow Magic Orchestra『NO NUKES 2012』

YMO

2012年の時点でこの熱狂。 突如リリースされた3年前のライブ音源。一連の再活動の締めくくりの時期の演奏は比較的初期の楽曲を中心にストイックに演奏され、かつビートが力強かったことを思い出します。当時のセットリストの中で意外に思ったのは『アブソリ…

ワールド・パーティー『Dumbing Up』

ワールド・パーティーは97年の『エジプトロジー』で一区切りついたように感じていましたが、その後随分経ってからリリースされた未発表曲集が結構良かったので、2000年代に入ってからの作品も少し意識して探していました。 で、こちらは2000年にリリースされ…

アレサ・フランクリン『Live At Fillmore West』

71年リリースのアレサ・フランクリンのフィルモアでのライブは4枚組の完全版がかつて出ていたようで、今回そのdisc4を貸して頂きました。物凄い熱気ですが、演奏がキング・カーティスということで、コーネル・デュプリーやらバーナード・バーディーやらビリ…

ブルー・ミッチェル『Blue's Moods』

ハード・バップ期のトランぺッター、ブルー・ミッチェルの60年録音作品。心地良い音が鳴っています。 こうした音楽に身を委ねることは本来とても快適なことですが、現実社会にはやはりつらいこともあって、聴いている側が不安定だといい音楽も価値が半減して…