David Bowie
ベルリン三部作のラスト。79年の作品です。 全2作と異なりポップな印象が強いとされる本作ですが、確かにB面全体がインストだったり、キーボード色が強く出ていたり、ヨーロッパ的な哀愁があったり、といった特徴的な要素が続いていた前2作のような趣はあり…
ベルリン録音2作目。最近出た新作はこのアルバムのジャケットをパロディ化したものですが、現在、またこの頃の感触を何らかの形で提示しようとしているのでしょうか。それは一体何故なんでしょう。今月号のレコード・コレクターズはベルリン三部作を取り上げ…
やっとここまで辿り着きました。以前持っていて失礼にも売り払ってしまっていた77年の代表作。まるではじめて聴いたかのような感覚で、再度耳にしております。 A面は前作、前々作からの流れを感じさせる比較的ポップなもので、意外と拍子抜けしてしまいます…
この作品は昨年末に単独で購入したものの買い直しとなります。昨年聴いた際も「地味だなあ」という印象でしたが、その辺りは結局変わりませんでした。 とはいえ、『STAY』みたいな曲のダンス/ディスコ系の取り入れ方や、前作でのソウル・ミュージックへの接…
75年発表のこの作品は一度友人に譲って手放したことがあります。表題曲以外はほとんど聴くことがなく、自分の中では地味な作品だったんですね。 今回改めて聴いてみて、その印象はやはり左程変わりませんでしたが、その表題曲と『Across The Universe』、そ…
デヴィッド・ボウイがポップでよかった。 ここ最近色々と辛いことが多くて、以前に買っておいたデヴィッド・ボウイの70年代まとめ買いボックスを聴くのに勇気が要りました。特にこの作品はジャケットが不気味なので、変に暗い音楽が流れてきたらどうしよう、…
同じ76年でもこちらはデヴィッド・ボウイです。前作が『ヤング・アメリカンズ』、次作が『ロウ』という狭間にある作品であまり目立たないんですが、中期ボウイの傑作として名高いアルバムだそうで、ずっと狙っていました。やっと中古で見つけた次第。 印象は…
同じく72年にリリースされたデヴィッド・ボウイの出世作。デヴィッド・ボウイは自分の世代にとっては『レッツ・ダンス』の人だが、当時テレジオ7で見ていた『Ashes to Ashes』のPVが強烈に印象に残っていたので、再発時は『レッツ・ダンス』と『スケアリー…