2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

細野晴臣『SAYONARA AMERICA』

2021年に公開された細野晴臣の映画がパッケージ化されてリリースされました。公開当時も観に行きましたが、とても良かった。 2019年のアメリカ公演をベースにした内容ですが、基本的に音楽を主体として作られているので、映画というよりもライブを観覧するよ…

カン『Out Of Reach』

Can

78年にリリースされた作品。この作品はメンバーによって失敗作の烙印を押され、しばらく公式のディスコグラフィから消されていたとのことですが、最初その情報を知った時は意外な気がしました。 恐らく小山田圭吾と坂本慎太郎が交互に担当していた時期のFlag…

ソニー・スティット『Sonny Stitt Sits In With The Oscar Peterson Trio』

59年録音のこちらの作品もウォント・リストにずっと入ったまま聴けずにいたものを配信で聴いています。これはなかなか凄い。やっぱりオスカー・ピーターソンが凄いですね。 ビル・エヴァンス同様、オスカー・ピーターソンにもブレイク前のちょっとしたフレー…

デレク・トラックス・バンド『Songlines』

ここ最近、またテデスキ・トラックス・バンドを引っ張り出して聴いたりしていましたが、こちらはそうなる前の2006年にリリースされたデレク・トラックス・バンドの作品。これもウォント・リストに引っ掛かっていました。 例によってどの曲が引っ掛かったのか…

レッド・ガーランド『When There Are Grey Skies』

レッド・ガーランドは自分のジャズの扉を開いてくれた人の一人なのでウォント・リストに入っていた作品も多かったんですが、その中でも配信ではこれ1枚しか見つかりませんでした。やはり配信は万能ではないですね。とはいえ気軽に聴ける点はやはり便利です。…

ボビー・チャールズ『Timeless』

ボビー・チャールズの2010年に発表された遺作。こちらもウォント・リストにずっと入っていましたが、なかなか目にする機会がなく今回配信で聴くことにしました。しかし、これは相当いい作品ですね。 ボビー・チャールズといえば「Small Town Talk」というこ…

マッコイ・タイナー『Reaching Fourth』

62年録音の作品。こちらもアルバム名をメモしておいてずっと聴けずにいた作品です。 Spotifyでマッコイ・タイナーで検索すると出てこなくて一瞬ガッカリしたんですが、「マッコイ・タイナー・トリオ」名義で登録されていて無事発見できました。これは検索仕…

フィッシュマンズ『98.12.28 男達の別れ』disc 2

2枚目は3曲しか入っていないんですが、やはりラストの40分を超える「Long Season」に耳を奪われます。 フィッシュマンズには2つの側面があると思っています。ひとつは快楽性の高いグルーヴに身を委ねる動物的な側面、もうひとつは歌詞内容を含めて90年代のど…

フィッシュマンズ『98.12.28 男達の別れ』disc 1

フィッシュマンズはずっと『空中キャンプ』と『宇宙 日本 世田谷』だけを聴いてきましたが、折に触れて時代がフィッシュマンズを振り返る機会が多くて、このラスト・ライブを収めたアルバムもラジオで耳にしてチェックしていました。 中古では既に高値が付い…