2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧
遂にシーズン4も最終回となりました。収録中に浅田彰が倒れた、というニュースもありましたが、ほとんどその素振りを感じさせない内容。収録はやり切ってその後検査入院したそうです。壮絶だなあ。 意外とあっさりと終わってしまいましたが、最期は戦後の現…
90年代の高橋幸宏はずっとミッシングリンクだったので聴いてない作品が多いんですが、これは97年にリリースされたスティーヴ・ジャンセンとのユニットの作品。『Stay Close』みたいな音を想像していましたが、時期が違うのでもう少し繊細、かつリズミカルで…
ここしばらく『キリング・ムーン』が何故か頭の中に鳴っていて、いつか聴かねばと思っていた84年作品。しばらく漁っていましたが、再発盤はたっぷりボーナストラックが入っていて、ちょい聴きには重い。そんな中格安で旧規格盤を見つけたので若干音質に不安…
高橋幸宏のEveryday Musicでジョージ・ハリスン特集をやった際に、結構このアルバムから選曲されていたのでしばらく狙っていましたが、やっと手にしました。ジョージ・ハリスンは『All Things Must Pass』だけで充分だと思っていたので他のアルバムは一切持…
20世紀の音楽。今回はストラヴィンスキーとバルトークでした。最後にラヴェルも出てきますが、基本的に脱西欧で規範をロシアや東欧、そしてアメリカに求めていった過程を辿った内容でした。 ほとんどクラッシックを聴かないので馴染みがないですが、バルトー…
先日放送された細野晴臣と坂本龍一のコンサートの源流は青葉市子にあるのではないかと思い、昨年買いそびれていたNHK-FMニューイヤー・スペシャルでのスタジオライブを手にしました。予測は半分当たって半分外れた感じです。 メンバーは細野晴臣、坂本龍一の…
中心がないからカオス。なるほど、等価とはそういうことか。 今回から始まった最終シリーズ。20世紀の音楽編は非常に難しいです。最初一回観ただけでは何のことかよく分かりませんでした。しかし、シェーンベルクの無調音楽、十二音技法の背景を注意深く聞い…
こちらも買い逃し。昨年リリースされた冨田ラボの新作ですが、発売当時ラジオでかかっていたのを何曲か聴いていたのでほぼ想像通りでした。 冨田恵一という人は映画を作るようにアルバムを作る人です。今回もキャスティングが豪華。作詞陣には高橋幸宏、坂本…
これは不思議な質感。 やっと聴けたオリジナル・ラブの新譜。80年代リバイバルという孤高の趣向で昨年リリースされた新作ですが、今月出る矢野顕子の新譜もある意味同期しているので、高橋幸宏のMETA FIVEと共に少しずつ80年代初期の雰囲気が復活しつつある…
日本の伝統音楽も今回が最後となります。今回は三味線と語りの話でした。 人形浄瑠璃や義太夫節といった音楽に話が及びますが、三味線の演奏者の方が対談中におもむろにチューニングを始めて歌い出すところが意外とカッコよかった。その上でテンポやコードを…
ジョージ・クリントンとフランク・ザッパは頭の中に象を飼っている、とは誰の発言だったか。2枚目に展開される長尺の曲群は強烈な構成欲を感じますが、何よりジャン・リュック・ポンティのバイオリンの存在感がこの時期のバンドの個性を牽引しているように感…
『Roxy & Elsewhere』時の未発表ライブが映像化されるという話がお金の問題でなかなか進まず、遂に音源のみのリリースがなされるという話があって非常に楽しみにしていました。その情報を辿っていくと、その直前のライブがしばらく前にリリースされていたと…