Beatles

ビートルズ『Anthology 3』disc 2

ラスト。今度書籍も出るゲット・バック・セッション関連の音源、すなわち『Let It Be』関連のデモとラスト・アルバム『Abbey Road』関連の音源を集めたものですが、ここでのデモやセッションの音源はどうしても解散へ向かう悲しいエピソードがイメージとして…

ビートルズ『Anthology 3』disc 1

アンソロジーの第3集は後期音源です。1枚目はホワイト・アルバムのデモやアウトテイクですが、これは50周年記念ボックスが出た際に会社の人が話していたことを思い出しました。 曰く、「一回聴いて二度と聴かないかもしれないから迷ってるんだよ」と仰って…

ビートルズ『Anthology 2』disc 2

2枚目は『サージェント・ペパー』から『マジカル・ミステリー・ツアー』にかけての66年、67年辺りの録音物。この辺になってくると原曲のバージョンが頭に入っているので空で聴くことができます。 『サージェント・ペパー』は影響力としては大きいですが楽曲…

ビートルズ『Anthology 2』disc 1

アンソロジーの第2集、1枚目は65年から66年にかけて、アルバムでいうと『ヘルプ』『ラバー・ソウル』『リヴォルヴァー』の頃にあたります。初期の闇雲に前を向いて突っ走っていた時代から、狂騒に疲れてスタジオに引き籠る一歩手前まで。既にスタジオワーク…

ビートルズ『Anthology 1』disc 2

ビートルズのデビューは1962年ですが、解散が1969年なので活動期間は僅か7年。この短さを最初は意外に思ったものでした。 昨今のバンドが10周年、20周年とアニバーサリー活動を行うのに比べてとても凝縮された活動期間だったことが窺い知れますが、時代の流…

ビートルズ『Anthology 1』disc 1

ビートルズのアンソロジーは映像版の方をDVDで持っていて、折に触れて見返したりしていました。今回の自粛期間中も一度見ましたが、やっぱり面白いんですよね。60年代を駆け抜けた当時の時代の先駆者、しかも世界中を相手に様々なことに巻き込まれていく。た…

ジョン・レノン『Lennon Legend』

ジョン・レノンのベスト盤を手に入れようと思ったきっかけは「Happy Xmas」と「Give Peace A Chance」をきちんと聴きたかったからでした。しばらく前に聴いた『Shaved Fish』は「Give Peace A Chance」が部分的にしか聴けませんでしたので、ちょっと中途半端…

ジョン・レノン『Shaved Fish』

ジョン・レノン生前唯一のベスト盤、ということで75年リリースのこの作品もずっと中古屋を探していました。案外とないので手にするのに時間がかかりましたが、改めて聴いてみて何か発見があるかというとそうでもありません。 ずっと思っていましたが、ソロに…

ジョージ・ハリスン『Somewhere in England』

年明けはジョージ・ハリスンになりました。先日聴いた一連のダークホースイヤーズの内、唯一入手できていなかった81年作品。恐らくはジョン・レノンへの追悼曲「過ぎ去りし日々」が収録されているのが目玉になっているのでしょうが、実際には散漫な印象の作…

ジョージ・ハリスン『Gone Troppo』

ジョン・レノンの死後、悲しみを癒すために休暇をとり、その充電効果で明るくなって発表された作品とのこと。地味でかつふざけた感じなのかと思っていましたが、聴いてみると意外とまともで、こんなところにも弾け切れないジョージ・ハリスンの生真面目な側…

ジョージ・ハリスン『慈愛の輝き』

昨日、久しぶりにジョージの伝記映画『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』を観ましたが、やはりラストのリンゴ・スターのコメントには涙腺が緩んでしまいました。本当に魅力的な人だったんですね、ジョージ・ハリスンという人は。 本作はダークホ…

ジョージ・ハリスン『33 1/3』

ダークホース期のジョージ・ハリスンは思いっ切り地味なのかと思っていましたが、本作を聴いた限りではそんなことはなく、とてもコンパクトで力強いサウンドを聴かせてくれています。 時期的には離婚があったり「マイ・スウィート・ロード」の訴訟問題があっ…

ポール・マッカートニー『Tag of War』

ポールの作品を買うのはもしかしたらこれが最後かもしれません。ポールを含めたビートルズ関連の音楽は好きなんですが、没頭できないのは何故なんでしょう。あまりにもスタンダードだからか、それともまだ聴き込みが足りないのか、よく分かりませんが何とな…

ポール・マッカートニー&ウィングス『Venus and Mars』

年末の大掃除で整理しておいた不要なCDをまとめて売りにいきました。その中に『Ram』の紙ジャケもあったんですが、これが予想外の値段かついたため、まあまあの金額が手に入りました。大分迷った末に敬意を表してウィングスの再発盤デラックスエディションを…

ポール・マッカートニー『McCartney』

70年リリースのポール1st。 この作品も長い間保留にしてきましたが、今読んでいる『細野晴臣 録音術』で鈴木惣一郎が吉野金次へのインタビューで『Hosono House』の参考作としてトッド・ラングレンの『Runt』と一緒に本作を引き合いに出しているのを見かけて…

ジョージ・ハリスン『Living In The Material World』

以前TVで観たジョージのドキュメンタリー映画を改めてDVDで購入して観ました。印象に残っていたので手元に置いておきたいと思っていたのです。3時間近い作品ですが、休み休み観てやっと今見終えました。 一番強烈なのはやはりフィル・スペクターの映像です。…

ポール・マッカートニー&ウィングス『Red Rose Speedway』

ここ最近思うのはジョン・レノンよりポール・マッカートニーの方が自分は好きだったということです。よく言われるように、かつては商業主義に走ったポールを揶揄する傾向があって、政治活動に邁進するジョンの方がロックンローラーとして上位に位置付けられ…

ポール・マッカートニー&ウィングス『Band on the Run』

先日、会社の人がポールの東京ドーム公演に行って来た話を喫煙所で聞いたんですが、全37曲2時間半、ビートルズの曲もたっぷり含んで非常にパワーをもらった旨話をしてくれました。ところどころ怪しい局面もあったようですが、概ね感動。これで半年は持つ、と…

ジョージ・ハリスン『ジョージ・ハリスン帝国』

ラスト。75年リリース。これは思った以上に良かった。 『Living In The Material World』でジョージは終わったのかと思っていましたが、案外と本作はいい意味でAOR風味が効いていていい作品でした。デヴィッド・フォスターが参加しているというのもひとつの…

ジョージ・ハリスン『Dark Horse』

ジョージ・ハリスンの場合、時々カチッとピントが合う瞬間があって、今回の場合は「Far East Man」にとどめを刺すと思います。この曲はロン・ウッドとの共作ということもあるでしょうが、この何とも哀愁に満ちた旋律にはやはり持ってかれてしまう。魅力的な…

ジョージ・ハリスン『Living In The Material World』

73年リリース。第一印象はとても地味でした。 通して1時間弱なんですが、最近耳が持たないのでアナログよろしくA面で一回休んで聴いてみました。前半は地味な印象で、やはりフィル・スペクターの不在は大きいな、と感じていたんですが、後半で盛り返してきま…

ジョージ・ハリスン『All Things Must Pass』disc 2

YMO解散後に坂本龍一がリリースした『音楽図鑑』を聴いた時に感じた満腹感。もしかしたらこの『All Things Must Pass』がリリースされた時もビートルズファンは同じような感覚を抱いていたんじゃないでしょうか。とにかく3枚組で充実していてお腹一杯。当時…

ジョージ・ハリスン『All Things Must Pass』disc 1

元々ジョージ・ハリスンはこのアルバムだけ持っていればOKだと思っていましたが、以前買い直したリマスター盤はジャケットにも色がついてしまって、少しだけ風合いが落ちたように感じていました。やっぱりモノクロじゃなくっちゃね。ということで今回の再発…

ジョージ・ハリスン『電子音楽の世界』

想像通り、拷問のような42分間でした。 69年にAppleの実験音楽レーベルZappleからリリースされた本作は、ジョージ・ハリスンが当時まだ新しかったシンセサイザーと遊興に及んだ作品です。まだクラフトワークもYMOもいなかった60年代末に、こうした実験的な音…

ジョージ・ハリスン『The Apple Years 1968-1975』『不思議の壁』

ジョージ・ハリスンはEveryday Musicで特集されて以降、どこかできちんと聴き直さねばと思っていました。そこへタイミングよく飛び込んで来たアップル時代のタイトルのボックス化のニュース。少し躊躇しましたが、HMVのポイントが使えたので思い切って注文。…

ジョージ・ハリスン『Cloud Nine』

高橋幸宏のEveryday Musicでジョージ・ハリスン特集をやった際に、結構このアルバムから選曲されていたのでしばらく狙っていましたが、やっと手にしました。ジョージ・ハリスンは『All Things Must Pass』だけで充分だと思っていたので他のアルバムは一切持…

ジョン・レノン『心の壁、愛の橋』

年内はこれが最後。ジョン・レノンの74年作品。こちらは7年ぶりの買い直しになります。レンタルで借りてiPODに入っていたのでたまに聴き返すことはありましたが、それでも久々に聴きました。安心して聴けるポップスです。 『Bless You』が一番いいなと思いま…

ジョン&ヨーコ/プラスティック・オノ・バンド『Sometime in New York City』disc 2

フランク・ザッパを初めて知ったのはとあるFM番組の特集でした。既に大量のアルバムをリリースしており、その活動の多彩さに目眩がしたものでしたが、一貫してその奥にはユーモアが存在していた。今回もやはりオノ・ヨーコの声は聴くに堪えないものがありま…

ジョン&ヨーコ/プラスティック・オノ・バンド『Sometime in New York City』disc 1

72年リリースのジョン・レノンのこの作品は政治色が強そうでずっとミッシング・リンクでした。ソロになってからのジョン・レノンは昨今のポールの再評価から自然と忘れ去られて行った感があって、その濃過ぎる内容から襟を正して聴かねばならない感覚に覆わ…

ポール・マッカートニー『NEW』

木更津行きは台風で中止。おかげで時間が出来たのでポールの新作を買うことが出来ました。 それにしてもジョージ・マーティンの息子やらグリン・ジョンズの息子やら世代を超えた人達との共同作業を難なくこなす生ける伝説っぷり。恐ろしい人です。でもって今…