青山陽一

青山陽一『Quarter Century of Odrelism (1990-2015)』

青山陽一のベスト盤は過去に99年と05年にリリースされていますが、99年のベストはメトロトロン時代の総括、05年のベストはどちらかというとレアトラック集といった趣が強かったので、今回のようなレーベルを超えたオールタイムベストは初の試みとなります。…

グランドファーザーズ『BBB』

『2つの魚影』。これに尽きます。 グランドファーザーズの91年発表の2nd。ナンシー関のジャケットに彩られたこの活動休止直前のアルバムは、何度も言いますが『2つの魚影』という強烈な名曲を含んでいることで永遠の輝きを保ち続けている作品です。今回の…

グランドファーザーズ『ウェスタン・チャーナンデ』

以前メトロトロンから出ていたグランドファーザーズの作品がデラックス・エディションで再発されました。ここ最近は再結成もして新作もリリースする等、積極的な活動が続いていて嬉しい限りでしたが、過去の作品がこんな形で再発されるとは夢にも思いません…

青山陽一『Bug city』

青山陽一の傑作。現時点での最新作である『Blues For Tomato』も最高ですが、愁いを帯びた01年の本作も非常にいい作品です。『難破船のセイラー』がリード・シングルでしたが、その微妙な浮遊感といい『4D Raven』でのキリンジ堀込泰行とのデュエットといい…

グランドファーザーズ『GRANDFATHERS』

あるとは思ってなかった21年ぶりの再結成3rdアルバム。 グランドファーザーズとの出会いはムーンライダーズ鈴木兄弟の自主レーベルメトロトロンからのリリースというその一点に尽きます。1stは初々しくて印象的でしたが、その後青山陽一のソロを挟んだ2ndも…

青山陽一『Blues For Tomato』

名盤は1曲目からいい。 青山陽一5年ぶり待望の新作は期待に違わず最高傑作となっている。冒頭の『炎とは何のことか』で千ヶ崎学のベースが唸る。強烈なグルーヴでここ5年間のライブハウスでの活動が凝縮された音像。実際にはBM'sとして中原由貴と伊藤隆博…

グランドファーザーズ『GOLDEN HARVEST』

青山陽一がメジャーに移籍する際に出たグランドファーザーズのこのベスト盤もずっと探していたが、久しぶりにやったヤフオクでやっと確保。実は個人的にこの作品はいわくつきのもので、前回アマゾンで出品者から購入した際には宅配便の紛失に遭い、手元に届…

青山陽一『Guitar = Organ = Drums』

3ピースで絶好調の活動を続ける青山陽一の久々のマキシシングル。大手CDショップには在庫がなく、ディスクユニオンでもひっそりと置かれていた新作はこれが快心の出来。 まったくの偶然だが、先日聴いたミーターズとの符合を感じた。オルガンとドラムがユニ…

青山陽一『SONGS TO REMEMBER』

メジャー移籍時に出た青山陽一のベスト。当時はアルバムはすべて持っていたので買わなくてもいいや、と思っていたが、最近あまりにも聴いているので、少し探してみた。そしたら中古屋で780円で置いてあったので、迷わず手に取った。全曲リマスタリングで本人…

青山陽一『Broken Words And Music In Concert』

ここのところしばらく青山陽一ばかり聴いている。『Bug City』が傑作だと思うが、あまりこれまで聴いてこなかった『Ah』や『Jaw』といった地味な作品も、iPODで改めて聴いてみると魅力が多い。この人の場合、語呂合わせで歌詞を成立させてしまうところが少し…