ゴンチチ

ゴンチチ『PHYSICS』

85年リリースのゴンチチ3rdアルバム。これで初期ゴンチチはコンプリートになったと思います。いくつかの楽曲は89年にリリースされたベスト盤のひとつ『Spirit of Gontiti』で聴いたことのある曲でした。 初期の音源にお馴染みの電子音をバックにギターの演奏…

ゴンチチ『冬の日本人』

86年リリースのゴンチチ。5作目となります。 初期のゴンチチを聴き直していたのは、思い返せば自分の耳がジャズ方面に向かっている兆候だったのでしょう。その後ジャズのラジオ番組に出会って、様々な作品を聴き始めたのが昨年くらいからですが、ゴンチチの…

ゴンチチ『Strings with Gontiti』

98年にリリースされたゴンチチのオーケストラをバックにした作品。90年代の前半はゴンチチをよく聴いていましたが、後半はその熱も冷めてしばらく耳が遠のいていました。この前にリリースされている『DUO』は手に入れて聴いていたはずなので、流石にストリン…

ゴンチチ『GUITARS』

ゴンチチの25周年を記念したコンサートのDVDが2003年に出ていて、そちらについては何度も観ていましたが、周辺の時期の作品はほとんどチェックしていませんでした。こちらは2作目のDUOアルバムとなる2001年の作品です。 基本的に二人のギター、あるいはウク…

ゴンチチ『Fingering Christmas』

90年リリースのゴンチチによるクリスマス・ミニアルバム。ゴンチチを最初に聴き始めたのが90年代初頭で、同じく90年に出た『Devonian Boys』あたりですので、この辺はとても親近感があります。それにしても7曲入りで収録時間24分で2500円というのは、今の時…

ゴンチチ『マダムQの遺産』

87年リリースのゴンチチ6作目。初期のゴンチチは本当にハズレがありません。どの作品を聴いても爽やかでソリッドな音が奏でられていて、聴く側に清涼感を届けている。 この作品でも聴いたことのある楽曲が何曲か含まれていましたが、特にベスト盤で気に入っ…

ゴンチチ『In The Garden』

88年リリースの7作目。ここまで来るともうすっかりエレベーターミュージックとして風格が出てきています。 冒頭の「アンダーソンの庭」からして聴いたことがある曲でした。録画したWOWOWの特番を繰り返し観ているので、そこで披露された楽曲はもうすっかり耳…

ゴンチチ『Sunday Market』

86年リリースの4作目。ここには代表曲の「NDD」が入っています。 ゴンチチを最初に聴いたのがWOWOWの放送を観てからなので90年代初頭でしょうか。その後、ベスト盤を2種入手して、そこには本作に収録されている「Yellow Tornade」や「NDD」が入っていました…

ゴンチチ『Another Mood + 脇役であるとも知らずに』

ゴンチチの1stと2ndのカップリング。一番驚いたのはプロデュースが板倉文だったということ。松浦雅也が絡んでいたのは知っていましたが、まさかここでニューウェーヴ文脈の人材が活躍していようとは。2ndなんかはBANANAなんかもいて、もうチャクラからEP-4か…

ゴンチチ『KIT』

エレベーター・ミュージックとしての音楽は聴き込むものではないと思っていましたが、このゴンチチだけは別格で、ギターのストロークの魅力にやられて以来、ずっと気になり続けているアーティストでした。しかしオリジナル・アルバムとなると、これがびっく…

ゴンチチ『VACANCES』

ゴンチチの魅力はストロークに尽きると思います。そういった意味では『NDD』が自他ともに認めるベスト・トラックなんでしょうが、このベスト・アルバムに納められている『動物達集まる』のウクレレによる強烈な演奏は度肝を抜かれるパフォーマンスで、恍惚感…