ゴンチチ『Fingering Christmas』

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90年リリースのゴンチチによるクリスマス・ミニアルバム。ゴンチチを最初に聴き始めたのが90年代初頭で、同じく90年に出た『Devonian Boys』あたりですので、この辺はとても親近感があります。それにしても7曲入りで収録時間24分で2500円というのは、今の時代からするとちょっと高いですね。。

 

クリスマスソングのカバーと旧作のセルフカバーで構成されていますが、大好きな「Tiny Lips」のスローバージョンは後のベスト盤『Vacances』で聴いていましたので初聴きではありません。むしろライブバージョンの「種明かし」「修学旅行夜行列車南国音楽」が秀逸でした。ゴンチチはライブも極上ですよね。

 

暑くなってきて現れた蚊と戦いながら聴いていたので、ゆっくりと味わえていませんが、このライブバージョンはなかなか素晴らしいと思います。『Gravity Loves Time』が92年で、そのタイミングでWOWOWの特番が放送されているはずですので、この時期からゴンチチに興味を持ち始めた。そこから深掘りしていませんでしたので、およそ四半世紀ぶりに聴き直していっていることになります。どのアルバムも本当にハズレがなくていいですね。