XTC
XTCのライブ音源がまたもやリリースされました。どんどん出てくるなあ。こちらはベルギーでの1982年3月7日の音源。以前にリリースされたオランダでの公演が3月8日だったのでその前日ということになります。ちょうど今3月なので42年前ということになりますが…
2枚目のブルーレイ・ディスクには様々な音源が入っていますが、ここでは未発表曲に限定して触れておこうと思います。その代わり全曲解説。 2023MIXで2曲のアウトテイクが収録されていますが、一つ目は「Broomstick Rhythm」。この曲はアンディ・パートリッジ…
XTCの84年リリースの7作目がいつものスティーヴン・ウィルソンのサラウンド・ミックスで再発されました。次は『Apple Venus』だと思っていたので意外な順番でしたが、全盛期の80年代作品が蘇るのは本当に嬉しい。とても贅沢な時間を頂いているような気がしま…
アンディ・パートリッジの他人提供曲ボツ集第3弾がリリースされました。今回はクリスマス・バージョンなので、タイトルがVol.3ではなくVol.1となっているのが一瞬紛らわしいですが、一連の作品集は第6弾まで出るといわれているので、これで半分まできたこ…
XTCのライブ音源がまたもやリリースされました。前回のリリースでもドイツでのXTCがツアーをやめる直前の82年のライブ音源がリリースされましたが、そちらは82年の2月10日、今回はオランダでの3月8日の音源です。約1ヶ月後のライブとなります。 『イングリッ…
アンディ・パートリッジの他人への提供曲(提供したが不採用だった曲)のセルフ・カバー集の第2弾が出ました。ちゃんと約束通り続けてくれているので嬉しい限りです。 今回も4曲収録されています。前回も感じましたが、やはり他人に提供することを前提に書…
こちらは89年『Oranges & Lemons』発売後にアメリカのFM局で行ったアコースティック・ライブの音源を集めたもの。以前からブートでは耳にしていましたが、これは本当に最高の演奏です。 MTVのアンプラグドという番組はこのXTCの演奏がヒントになっているとい…
XTCがライブ活動を辞めてしまったのはアンディ・パートリッジのステージ恐怖症が原因といわれていますが、まさにそのツアーの音源がこちらとなります。音質は悪いですが、資料的な価値は高い。『English Settlement』が発売された、82年の2月に行われている…
2枚目のディスクには1枚目に入りきらなかった4曲と、ボーナストラックとして17曲ものライブ音源が入っています。これは約1年前の1980年2月のサンフランシスコのライブ音源ですので、もう別のライブとの2枚組というに等しい構成。『Black Sea』のリリースが19…
XTCのライブ音源が3種類リリースされました。まずは81年のライブから。 時期的には『Black Sea』発売後、ということで曲目も『Black Sea』とその前作『Drums And Wires』からのものが中心です。XTCが突っ走っていた頃のライブなので、演奏に勢いがあるし楽…
94年にリリースされたBBCのライブ音源集。XTCがライブをやめたのが82年ですので、その後の音源があること自体が貴重なんですが、結構ブートレグで既出だったりするので発売当時は余り新鮮味はありませんでした。 とはいえ、89年の『Oranges & Lemons』の頃の…
XTCの初期作品はあまり聴いていなくて、どうしても3rd以降、という印象が拭えないんですが、その原因は何度も指摘している通り、バリー・アンドリュースの存在が大きいと思っています。 この作品は78年リリースの2ndアルバムですが、一応持ってはいたものの…
XTCのいわゆるB面集。シングルのB面やカップリング曲を集めたコンピレーションで、80年代にリリースされた正規録音版でアルバム未収録の音源は、変名バンドも含めてほぼ網羅されています。 ここからもこぼれ落ちる音源もあるにはありますが、それらはCD化の…
2000年にリリースされた今のところXTCの最新作にしてラスト・アルバム。ここからもう20年以上経っているなんて信じられません。 前作が『Apple Venus』のアコースティック・サイドだとすると、こちらはエレクトリック・サイド。元々は2枚組でリリースされる…
99年リリースの荘厳な作品。7年ぶりに出る新作、ということで発売当時は会社の帰りに購入してCDウォークマンで山手線の中で最初に聴きました。それで出てきたのが水滴の音と弦楽器のピチカート。始まった音楽はオーケストラ、ということでこれは驚きましたね…
84年リリースの7作目。このアルバムもよく聴きましたが、やはり今ひとつ煩めなのと、硬質な音の質感が若干耳を遠ざけたことは否めません。それでもやっぱりこの時期のXTCは神がかっているので全てが名作。冒頭の「Wake Up」からして音の仕掛けを施して聴き手…
ここからしばらくXTCの聴き直しに入ります。まずは83年リリースの6作目。 この作品は自分がXTCをリアルタイムで聴き始めた頃のアルバムなので非常に思い入れも深い。結構地味な作品と言われていますし、この頃からXTCはライブ活動をやめてしまったので、かつ…
付属のブルーレイには沢山のコンテンツが入っていて、とても一度には聴ききれないですが、やはり一番の目玉は未発表曲集ということで、ここだけでも18曲も入っています。 『Oranges & Lemons』の頃はCDシングルがリリースされて、その中に何曲かデモトラック…
89年リリースのこの作品は、発売当時何度聴いたか分からないくらい聴き込みましたので、既に自分の体の一部のようになっています。 2015年にスティーヴン・ウィルソンのサラウンド・ミックスによる再発がなされた際には、ブルーレイ・ディスクがソニー製で再…
出る出るといわれていたアンディ・パートリッジの他アーティストに提供してボツになった楽曲のセルフカバー集第1弾が発売されました。4曲入りでこの後Vol.4まで続くという嬉しい企画。どんな形にせよ、楽曲を世に出し続けてくれることに感謝です。ムーンラ…
XTCのこの1stもずっと聴かずにいた1枚です。なぜかというとバリー・アンドリュースが好きになれなかったから。XTCは後追いで聴いていきましたので、どうしてもギターバンドの印象が強くて、キーボードの音が暴れる時期の曲はXTCじゃない、と勝手に思い込んで…
アンディ・パートリッジのコラボレーションシングルが出ていたのは知っていましたが、先日CDショップの店頭に置いてあったのでやっと手にしました。毎度毎度XTC関連には目がないんですが、今回も安心の出来栄え。 鳴っている音が紛れもなくアンディ節で、ど…
XTCのブルーレイと2枚組での再発方式はその後も一向にメジャーになりませんが、常々アンディ・パートリッジが言っているように、沢山の音源をファンに手軽な値段で届けたい、という一心で継続している。これには頭が下がります。2枚目はいつものようにブルー…
XTC変名サイケバンドのスティーヴ・ウィルソンによるミックス再発が出ました。『Apple Venus』の前にこれか。恐らくコリン・ムールディングの許可がまだ下りてないんですね、きっと。 『25 O'clock』が85年、『Psonic Psunspot』が87年ですので、XTCでいえば…
XTCのコリン・ムールディングとテリー・チェンバースが久々に組んで2017年に発表したシングル。発売当時は見逃してしまいましたが、GW前に中古屋でひっそりと置かれているのを見て興奮して手に取りました。XTC関連ではどうしてもこうなります。 とはいっても…
今週末にアンディ・パートリッジの著作も発売されるということで久しぶりに盛り上がっているXTC関連ですが、『Black Sea』のCD+Bluray再発盤もリリースされました。『Black Sea』の場合、XTCの数ある作品の中でも名作と謳われることが多いのは周知の事実です…
XTCの86年リリースの『Skylarking』が一連のスティーヴン・ウィルソンによるミックスで決定盤として再発されました。例によって大量のデモトラックや5.1chのミックス等を伴った集大成的なもので、CDとブルーレイディスクとの2枚組です。 この作品については…
アンディ・パートリッジのデモ集ラスト。この後この『Fuzzy Warbles』シリーズは何とボックス化されて、更に未発表曲集の『Hinges』をつけて製品化されるというマニア泣かせの出来事がありました。今回の再発ではこれらの作品集は各々3枚組化されて再発され…
アンディ・パートリッジのデモ7集目。何といっても傑作「Sonic Boom」です。シリーズ中一番の楽曲だと断言しましょう。こんなにカッコいい曲はない。どこかのバンドがライブでコピーしているのをYou Tubeで観ましたが、それくらいこの曲の説得力は抜群です。…
アンディ・パートリッジのデモ第6集。日本盤が出たのはここまで。あまり売れなかったんでしょうか。 「Difficult Age」と「Prince of Orange」はNapstarで聴いたことがありました。基本的に比較的未発表曲の割合が多いディスクです。冒頭の笑い続けるトラッ…