High Liamas

ハイ・ラマズ『Hey Panda』

ハイ・ラマズの新譜も出ましたね。しばらく前からニュースは出ていましたが、タイトル曲の「Hey Panda」が怪しくも可愛げで、しかも電子音回帰。ここへ来てこの変化は何故か。 ここ最近のハイ・ラマズは室内楽を極めた孤高の存在になりかけていたので、こう…

ハイラマズ『Santa Barbara』

ハイラマズは『Gideon Gaye』から始まったものとばかり思っていましたが、実はその前に『Apricots』というミニアルバムがあって、それに楽曲を追加してフルアルバム化した本作が先に出ていた。92年のリリースだったそうです。それは知りませんでした。 初期…

ハイ・ラマズ『Here Come The Rattling Trees』

ハイ・ラマズ5年ぶりの新作。先行して演劇が公演され、そのサウンドトラックとして出されたもののようです。今時変わった趣向だなあ。たった27分しかないのにまずはびっくり。 優しい音が鳴っているのは相変わらず。この温かさといったら・・。しかしこれも…

ザ・ハイ・ラマズ『Talahomi Way』

4年ぶりの新作。前々作より続くオーガニック路線は前作の『カン・グラッダーズ』である程度の完成を見たように思うが、そこを更に追求したとても美しい作品。細野晴臣もそうだが、ブライアン・ウィルソンの影響下にあるアーティストが今世紀に入って放ってい…

ハイラマズ『Buzzle Bee』

また見つけてしまった。00年リリースの7作目。これでほとんどハイラマズのタイトルは揃えてしまったことになる。700円ですよ。安いなあ。ハイラマズはお買い得だから困ってしまう。 テイストは基本的にどのアルバムも変わらない訳だが、『Snowbug』の後とい…

ハイラマズ『Can Cladders』

07年リリースの今のところ最新作。遂に中古屋で見つけてしまった。ここ最近でほとんどのタイトルを揃えてしまった。あとは『バズル・ビー』くらいか。 キリンジの堀込高樹がKi Ki Krinjiで『Rollin'』を紹介していたが、何といっても『Cove Cutter (Hills An…

ハイラマズ『Cold And Bouncy』

98年リリースのハイラマズ4作目。結構ポップだとの評判だったので安心して聴いてみたら、やっぱり相変わらずのハイラマズ節だった。少し電子音が目立つようになってきたが、テイストはホントに一貫している。 それにしてもステレオラブは活動休止しちゃうみ…

ハイラマズ『Beet Maize & Corn』

03年リリースのハイラマズのこのアルバムは最新作と一緒にJANISで借りたが、何故かこのアルバムだけiPODに入れ忘れていた。「いずれ買うからいいや」と思っていたが、最新作の方が印象が強かったのでつい後回しにしていた。でも手が伸びてしまったんだなあ。…

ハイラマズ『Hawaii』

仕事納めだったので自分にご褒美を、ということでリニューアルされたディスク・ユニオンのお茶の水店に行ってみた。店の規模が大きくてびっくり。品揃えも半端ではない。新宿の中古センターリニューアルも嬉しかったが、お茶の水もやはり侮れない。これは通…

High Llamas『Beet Maize & Corn』

続いてハイ・ラマズの前作にも手を出してみた。03年作。このアルバムから脱ポップス路線に踏み出したらしい。 参考にしているのは50年代のアメリカ音楽やポップス有史以前の音楽だそうで、確かに従来のロック・ポップスの匂いはしない。先日聴いた最新作まで…

High Llamas『Can Cladders』

ハイ・ラマズの07年リリース8作目。まるでロジャー・ニコルズのようなポップでいいアルバムだ。 ハイ・ラマズの前身バンド、マイクロ・ディズニーはコーネリアスが『Star Fruits Surf Rider』を出した際にFMで本人が紹介していた。(『ファンタズマ』には『M…