2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧
77年リリースの伊藤銀次1stがタワレコ限定で再発になりました。何となく目に入ってしまったのは『こぬか雨』が収録されていたからです。伊藤銀次をきちんと聴くのは初めてですが、今の季節に合うかな、と期待して注文してみました。 聴いた印象はほぼ想像通…
先日のワールド・ハピネスでビートニクスの1曲目に演奏されたのは『Dohro Niwa』という曲でした。非常に重厚で場が締まる感じがしてとてもよかったんですが、「あれ?この曲って何だっけ?」とその場では思い出せずにいました。その後調べてみると01年リリー…
PiLは実は初体験なんですが、このアルバムに入っている『シアトル』という曲がポッパーズMTVで観て以来、ずっと気になっていました。気になって、とはいってもそれから25年も経っている訳で今更感もありますが、紙ジャケリマスターで再発されてきたというこ…
もうPerfumeのシングルを買うのはやめようと思っていましたが、たまたま発売日に気付いてしまったので思わず手にとってしまいました。 ユニバーサルに移籍して海外展開を行っていくために路線を変えたかと本人達にも言われているタイトル曲は確かに分かりや…
ずっと狙っていたザッパの『クラシック・アルバム』シリーズのDVD。中古のまとめ買いでお安く購入できました。 『アポストロフィ』と『オーヴァーナイト・センセーション』は73年から74年にかけてリリースされましたが、当時の演奏は脂が乗り切った絶好調の…
ラスト!『ほうろう』期のライブDVDです。 30分程と短めではありますが、当時の空気を確実に伝えてくれます。バックはティン・パン・アレー。コーラスは吉田美奈子で、見た目は普通のお姉ちゃんですが、歌うと凄い。小坂忠と一緒に踊っています。みんな若い…
小坂忠のボックスもやっとあと2枚まで来ました。充分堪能してきましたが、意外にも色々な側面を持ったアーティストだということが分かりました。 このディスクは基本的に未発表曲集ですが、前半はほとんど歌謡曲。こんな仕事もしていたんですね。70年代の歌…
『People』発表後に行われた01年のコンサート映像です。18曲のボリュームで2部構成。「再会」を祝うかのような幸福感のあるステージでとても微笑ましい。そこでは2つのことを感じました。「ヒックスヴィルの存在感」と「小坂忠の哀しさ」です。 第1部は比較…
XTCのアンディ・パートリッジとの共作による新作!全12曲中8曲で共作ということで、これは見逃せないリリースでした。音の方は相変わらずの複雑さで、一度聴いただけではなかなか分からないというXTCの新譜のような趣です。アンディ・パートリッジはつくづく…
世紀の変り目の2000年から2001年にかけて、細野晴臣周辺には密かなリユニオン・ブームがありました。久保田麻琴とのハリー&マック、ティン・パンの新作が00年、『イエロー・マジック・ショー』の放送が01年1月、そしてこの小坂忠の作品が01年11月です。90年…
ビーチ・ボーイズの来日公演に後ろ髪をひかれつつ、77年リリースの作品。この作品は本人もお気に入りのようですね。確かにその後の復活作『People』に近い感触があります。 ここでまた細野晴臣との再会がありますが、密かに佐藤博のアレンジも冴えている。テ…
小坂忠のボックスに戻ります。 本作は76年リリースの作品ですが、『ほうろう』の次に出されたとは思えない奥行きのない作品でした。『ほうろう』後のツアーで憔悴し、かつレコード会社も移籍、プロデューサーのミッキー・カーチスとも途中で揉めて・・と精神…
ムーンライダーズは個と向き合っている。 昨年の無期限活動休止コンサートとその後のルーフトップ・ギグを収録した映像作品がリリースされました。コンサートの方はWOWOWで放送済みですが、さすがにこちらは完全バージョン。冒頭のゲリラ・ライブもかなりの…
恐らく参加は今年が最後かな。 遂に5年間皆勤賞となってしまったWORLD HAPPINESS 2012に行ってきました。暑かったな、今年は。例年混むので少し早めに行きましたが、第1回と同じかそれ以上の場所で観ることができました。2ndステージの前ですね。開演前の通…
怒濤の西伊豆一泊旅行から帰宅して朝からサッカーを観てちょっと疲れたなと思いつつ武川雅寛の新作を聴いています。これはいい! ジョージ・ハリスンがビートルズ解散後に、鈴木茂がはっぴいえんど解散後に痛快なソロを発表したのと同じく、武川雅寛はムーン…
これはなかなか説得力のあるトリビュートですね。 参加アーティストが豪華な高橋幸宏のトリビュート盤。細野晴臣や坂本龍一がどちらかというと敬意を表したトリビュートになるのと比較して、高橋幸宏の場合は仲間、先輩みたいな爽やかな目線でカバーしている…
75年リリースのこの傑作アルバムは一度アナログで再発された時に初めて聴きました。とにかく驚いた。『機関車』のインパクトは物凄くて、こんな作品が世に埋もれていたのかと思った記憶があります。昨日、インターバルは2年と書きましたが、発売が75年1月な…
『ありがとう』と『ほうろう』の間を繋ぐ73年作品。それにしても小坂忠のアルバムタイトルはひらがなが多いですね。 声は『ありがとう』なのに楽曲は『ほうろう』という不思議な作品で、この後に一皮むけて次の次元に突き抜ける直前の初々しさを携えている感…
フォージョーハーフって四畳半のことだったんだ。知らなかったなあ。 バンドのメンバーは駒沢裕城、林立夫、後藤次利、松任谷正隆という凄い面子で、高橋幸宏や小原礼はオーディションに落とされたというんだから驚きます。バンドはすぐに解散して後のキャラ…
09年に出た小坂忠のボックスセットはずっと気にかけていたんですが、なにせ高いので手にすることはなかば諦めていました。そこに中古で比較的手頃な値段で発見。例によってここで手にしなければ10年後悔すると思って思い切って手にとりました。今日から夏休…