2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

セロニアス・モンク『At Town Hall』

『真夏の夜のジャズ』がCD+DVDで再発されるようですね。しばらく廃盤でしたのでこれは待望です。思えば映画館での再上映時にポッパーズMTVで観て衝撃を受けて、その後LDで購入した映像を何度も何度も観たのを思い出します。その映画にも出ていたセロニアス・…

KIRINJI『真夏のサーガ』

ピアノの存在感が大きいな。 新生キリンジの始動第2弾はシングルから。従来からキリンジのシングルはライブを沢山入れて豪華な仕様でしたが、今回も4曲のライブに新曲2曲。しかもテーマは夏、ということで『夏の光』の頃を思い出しますが、何といってもコト…

ジョージ・ハリスン『Living In The Material World』

以前TVで観たジョージのドキュメンタリー映画を改めてDVDで購入して観ました。印象に残っていたので手元に置いておきたいと思っていたのです。3時間近い作品ですが、休み休み観てやっと今見終えました。 一番強烈なのはやはりフィル・スペクターの映像です。…

ダフト・パンク『Discovery』

J-WAVEから流れて来た「Digital Love」の魅力に抗えなくてつい手にとってしまったダフト・パンクの2nd。何故か慎重に避けてきましたが、やっぱりヒット曲は普遍的です。しかしアルバムとしてはどうかというとちょっと冗長ですね。インストの小品も多くてサウ…

北園みなみ『LUMIERE』

既に天才の名を欲しいままにしつつある北園みなみの2ndミニアルバム。ポストキリンジとしては他にシンリズムなんかも出て来ていますが、この人の場合はキリンジというより冨田恵一の方がしっくり来るような気がします。 宅録から本格派へ、顔を一切見せずに…

アソシエイション『Birthday』

先日の山下達郎のサンデーソングブックで紹介されていたアソシエイションの4作目、68年リリース作品です。番組中にかかったのは「Everything That Touches You」だったと思いますが、「夏になるとこれが聴きたくなる、名盤!」とかなりのイチオシでした。 音…

タワー・オブ・パワー『Back to Oakland』

TOPの絶頂期の作品が1200円で再発されていますが、本作はその中の4作目。ここ最近は中古で買うよりも安い価格での再発が多発していて、いよいよCDの時代も終焉かと思わされますが、良心的価格であることは単純に良いことです。 先日聴いたライブ盤で充分にそ…

アラン・トゥーサン『Life , Love And Faith』

リトル・フィートがカバーした「On Your Way Down」、これに尽きると思います。強烈にカッコいい。地をはうようなゆったりとしたグルーヴ。リトル・フィートの方にあった華やかなコーラスもなく、原石としての魅力が全開している渋さ満点のマスターピースで…

ムーンライダーズ『Ciao! Mr.Kashibuchi MOONRIDERS LIVE at NIHON SEINENKAN 2014.12.17』

もうあれから半年経つのか・・。 かしぶち哲郎一周忌に合わせた追悼ライブのパッケージ化。その後WOWOWで放送されているのでてっきりDVD化されるのかと思っていましたが、意表を突いてCDでの発売となりました。音の方がリピート性が高いので歓迎すべきことで…

コーネリアス『攻殻機動隊 新劇場版 O.S.T.music by Cornelius』

攻殻機動隊のサウンドトラック第2弾は坂本真綾のシングルだけにしておこうかと思っていましたが、METAFIVEやショーン・レノンの曲も収録されていたので、やはり手にとってしまいました。コーネリアスはなかなか新作を出してくれませんが、それまでの間はこう…

ジョアン・ジルベルト『ジョアン 声とギター』

最後はブラジルです。カエターノ・ヴェローゾのプロデュースによるジョアン・ジルベルトの弾き語りソロアルバム。たった30分しかありませんが、心地良く贅沢な時間が流れていきます。 ボサノヴァには余り馴染みがありませんし、ブラジル音楽を本格的に聴いた…

『GAMBO YA-YA / New Orleans 28 All - Time Hits』

続いてはニューオーリンズのオムニバスです。主に60年代のヒット曲を年代順に収録していますが、やはり後半のミーターズ関連にとどめを刺す感じですね。 前半はほぼオールディーズ系の音で少し退屈ですが、そんな中でも大滝詠一の「楽しい夜更かし」の原曲の…