大貫妙子

シュガー・ベイブ『SONGS 50th Anniversary Edition』disc 2 「TATSURO YAMASHITA SINGS SUGAR BABE LIVE in 1994」

2枚目は今回の目玉の94年山下達郎によるシュガー・ベイブ再現ライブです。こんな素晴らしいライブが30年前に行われていたなんて。そしてこの臨場感のある音。まるで最近行われたライブのようです。 シュガー・ベイブの曲だけではなく、当時のレパートリーだ…

シュガー・ベイブ『SONGS 50th Anniversary Edition』disc 1

あるとは思っていなかったシュガー・ベイブの50周年記念盤。40周年で最後のつもりでいましたが、今回は山下達郎による再現ライブとの2枚組ということで、これはやはり手に取らずにはいられませんでした。 10年前と違うのは、その間に山下達郎と大貫妙子のソ…

『キャラメル・パパ PANAM SOUL IN TOKYO』

昨今のシティ・ポップの流行は止まるところを知りませんが、そもそもどの辺りに原点があったのかを考えると、96年のこのコンピレーションではないか、と思い立って久々に聴いてみました。 シティ・ポップの本格的な流行は世紀が変わってからだと思いますが、…

大貫妙子『ルーシー』

97年リリースの坂本龍一プロデュース作品。大貫妙子の一連の作品を先日聴き返しましたが、本作をそういえば持っていなかったことに気付いて遅ればせながら入手しました。とても見事な作品に仕上がっています。 坂本龍一とのタッグは12年ぶり、ということです…

大貫妙子『カイエ』

84年リリース作品。大貫妙子さんの聴き直しもここで終了です。 本作は同名の映像作品のサントラという位置付けですが、ご本人が映画音楽を作りたい、と希望されて、結果的に環境映像に対するサントラとして出来上がった作品です。 従って純粋な作品としては…

大貫妙子『シニフィエ』

83年リリース作品。もうここではヨーロッパ路線、といったキーワードは卒業してご自身の世界観を確立されている印象を持ちます。もうオリジナルのポップスとして独り立ちしている。そこから現在までは一直線で繋がっているかのような安定感を感じます。 その…

大貫妙子『クリシェ』

82年リリースのこのアルバムがやはり大貫妙子のピークを示す作品だと思います。妄想だったフランスへの憧れをパリ録音で遂に現実のものとしている点も凄いですが、それよりもむしろ沸点は坂本龍一アレンジの前半曲にある。「黒のクレール」「色彩都市」「ピ…

大貫妙子『アヴァンチュール』

81年リリースの5作目。ヨーロッパ路線の第2弾ということになりますが、ここで既に完成の域に達していて、揺るぎない印象を与える音楽になっています。 フランス映画に触発されたヨーロッパへの憧れ、という色合いに全てが染まっている訳ではなく、曲によっ…

大貫妙子『ROMANTIQUE』

前作から2年のインターバルを経て発売された80年リリースの4作目。ここからヨーロッパ路線がスタートします。 前作『ミニヨン』での商業路線への歩み寄りによる失敗からやる気を失っていたところに牧村憲一からヨーロッパ路線への転換をアドバイスされる。こ…

大貫妙子『ミニヨン』

78年リリースの3rd。このアルバムはレコード会社の移籍に伴い、外部にプロデューサーを立てたことで、初めてご本人がビジネスと対峙した作品となっています。曲や歌詞に変更を要求され、従った結果がセールス不振だった、ということでその後の作品までの2年…

大貫妙子『SUNSHOWER』

77年リリースのこの2ndは、2017年に放送されたテレビ番組「YOUは何しに日本へ」でアメリカ人がこの『SUNSHOWER』のアナログ盤を探しに日本へ来たエピソードで人気に拍車がかかったように思います。 折りしも、YouTubeで初期の山下達郎や吉田美奈子、大貫妙子…

大貫妙子『Grey Skies』

今年になってまた大貫妙子さんのラジオ番組「The Univers」が復活したこともあって、大貫さんの声を毎週聴くことができるようになりました。ご自身の曲も沢山かかるので、色々と思い返すこともあり、久しぶりに初期作品を聴き返してみることにしました。 76…

大貫妙子『Taeko Onuki Concert 2023』

KIRINJIの次は大貫妙子。そして来週は鈴木博文、来月はオリジナル・ラブ、とここのところライブづいています。これで山下達郎のチケットが当たれば申し分ないんですが・・。 昨年2023年11月に人見記念講堂で行われたライブ。そういえば今度行くオリジナル・…

大貫妙子『Taeko Onuki Concert 2022』

配信でリリースされていた大貫妙子の2022年のコンサート音源がパッケージでもリリースされました。とても良い内容だったのでCDの方も手にしてしまった。萩原健太のラジオで認知したのも大きいですね。 改めてとても良い内容ですが、昨今の大貫妙子といい、晩…

大貫妙子『Taeko Onuki Concert 2022』

昨年2022年12月に人見記念講堂で行われた大貫妙子のコンサートの音源が配信リリースされました。非常にいい!加えてここでは2つの大きなポイントがあります。 1つ目はプロモーションのあり方。今回の配信リリースは様々な媒体でのニュースで知りましたが、配…

シュガーベイブ『SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-』

これで何枚目の購入となるのか。 恐らく究極のバージョンであるシュガーベイブ唯一のアルバムの再発は、リマスターとリミックスの2枚組という変則的な形でのリリースとなりました。最初にアナログで聴いて以来既に何十年と経過していますが、未だに色褪せな…

大貫妙子『コパン』

30年前の85年リリース。デジタルノスタルジア。 およそ半数を坂本龍一が編曲していますが、時期的に『音楽図鑑』後半や『未来派野郎』の頃のフェアライトの音が鳴っていて時代を感じさせると共に、どこか懐かしく、しかし今聴いても色褪せない魅力を称えた作…

大貫妙子『40th Anniversary Live』

WOWOWで放送された大貫妙子の40周年ライブはとてもふくよかな演奏で気持ちのいい映像でした。最近はその素材が商品化される機会が多いですが、これもそのひとつ。目玉はキャラメル・ママの演奏です。 大貫妙子に限ったことではないですが、フロントに立つ人…

大貫妙子『One Fine Day』

05年リリースの本作は随分前にラジオで耳にしてずっと気になっていた作品でした。どの曲だったか覚えていませんが、恐らく前半のどれかだと思います。 感覚的には晩年のローラ・ニーロのような落ち着いた成熟味を感じます。楽器の鳴りが非常にいい。アレンジ…

『大貫妙子トリビュート・アルバム』disc 2

2枚目。女性中心です。こちらは以前にカバーされた楽曲を集めたもので、古くは70年代からのものから2012年までのものが年代順に並んでいます。でも驚く程質感が変わらない。それはひとえに楽曲の汎用性によるところが大きいですね。 比較的初期の楽曲にカバ…

『大貫妙子トリビュート・アルバム』disc 1

大滝詠一さんへの追悼の意を込めて新年一発目に選んだのは大貫妙子トリビュートでした。当然御大は参加等しておりませんが、シュガーベイブ繋がり、ということと、御大が切り開いた地平はここまで成熟進化しているんだよ、という意味合いを感じながら(とは…

大貫妙子『カミング・スーン』

矢のような日々を通り過ぎてやっと連休に突入しました。特に出かけることもないゆっくりした毎日を過ごすことを期待しつつ、86年リリースの企画ものアルバムを聴いています。ここのところこの時期の音源を聴く機会が多いですが、大貫妙子の場合は時空を超え…

シュガー・ベイブ『SONGS』

このアルバムを最初に聴いたのは何年前だろうか。確かアナログの再発盤を買ったような気がするが、山下達郎の熱心なファンではなかった自分が冒頭の『SHOW』でノックアウトされたことだけは覚えている。友人の山下達郎ファンはCD化の際に購入し、「毎日家に…

大貫妙子『Grey Skies』

76年リリースの1st。07年の紙ジャケリマスター。ずっと探していたが、マイミクさんのおかげで掘り出し物を見つけました。 とにかくティン・パン・アレー系のスタッフが全面的にバックアップしているので、その辺りを言い出すと切りがない。シュガーベイブで…

大貫妙子『SUNSHOWER』

先日『UTAU』を聴いたが、あちらが坂本龍一との最新作だとすれば、こちらはその最初期。坂本龍一全面アレンジの77年作2nd。以前持っていてリマスター発売と共に売ってしまっていたが、肝心のリマスター盤を買えずにいた。と思ったらオークションで未開封品が…

大貫妙子&坂本龍一『UTAU』

ピアノとボーカルのみで綴った綺麗な新作。既存曲に歌詞をつけたものを中心に過去の曲も含めて歌われる世界観は孤高のもの。 『koko』に歌詞をつけた『3びきのくま』や童謡の『赤とんぼ』なんかが意外によかったが、大貫妙子自身も楽しんだという新曲『a li…

ムーンライダーズと大貫妙子

誕生日に結局ムーンライダーズのクラウンイヤーズまとめ買いと大貫妙子のRCAイヤーズまとめ買いセットを買いました。曽我部恵一の新作も一緒です。その後、調子に乗ってマニア・マニエラと青空百景も買い直しています。 買ったのは先々週なので、随分日がた…