2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧
YMO解散後に坂本龍一がリリースした『音楽図鑑』を聴いた時に感じた満腹感。もしかしたらこの『All Things Must Pass』がリリースされた時もビートルズファンは同じような感覚を抱いていたんじゃないでしょうか。とにかく3枚組で充実していてお腹一杯。当時…
元々ジョージ・ハリスンはこのアルバムだけ持っていればOKだと思っていましたが、以前買い直したリマスター盤はジャケットにも色がついてしまって、少しだけ風合いが落ちたように感じていました。やっぱりモノクロじゃなくっちゃね。ということで今回の再発…
想像通り、拷問のような42分間でした。 69年にAppleの実験音楽レーベルZappleからリリースされた本作は、ジョージ・ハリスンが当時まだ新しかったシンセサイザーと遊興に及んだ作品です。まだクラフトワークもYMOもいなかった60年代末に、こうした実験的な音…
ジョージ・ハリスンはEveryday Musicで特集されて以降、どこかできちんと聴き直さねばと思っていました。そこへタイミングよく飛び込んで来たアップル時代のタイトルのボックス化のニュース。少し躊躇しましたが、HMVのポイントが使えたので思い切って注文。…
レココレのデイヴ・エドモンズ特集号を見つけたので手が伸びた78年リリースの4作目。この後に出た『Repeat When Necessary』をしばらく前に聴きましたが、この辺りの作品はどれもニック・ロウとのロックパイルによる作品群で、聴いているとデイヴ・エドモン…
先日プリンスの新譜を買いにタワレコに寄ったら、レコード・コレクターズのバックナンバーが置いてありました。そこでずっと探していた08年5月号を発見。第2特集がデイヴ・エドモンズだったのでしばらく漁っていたんですが、どの中古屋にもなかった。やはり…
全76分。こりゃあきつい。 パーラメント/ファンカデリック名義の94年復活作。当時何故か見逃していましたが、たまたま中古で安く発見したので聴いてみました。そしたらもう最高。特に前半は卒倒ものの傑作続きです。余りに凄くて通して聴けずに、途中でひと…
ブライアン・フェリーという名前を最初に目にしたのはマカロニほうれん荘だったかもしれません。 ロキシー・ミュージックは『アヴァロン』しか聴いていませんでしたが、調べれば調べる程そこまでの経緯に奥深さを感じて、やはり遡って聴かないといけないなあ…
地味だな・・。 目出たくワーナーに復帰したプリンスの新作。先行シングルがいくつかあった中、「Breakfast Can Wait」がなかなかカッコよかったので期待して聴きました。印象は非常に抑制された音。派手さはなく、ひとつひとつの音がかなり抑え気味に響いて…