オリジナル・ラブ

オリジナル・ラブ『A Change Is Gonna Come 〜 Original Love Live At 日比谷野音』

新作の初回限定盤に付属されている野音の30周年記念ライブ映像です。これも予想通り最高。 オリジナル・ラブのライブは郡山で95年に体験して以来なのでもうすっかりご無沙汰してしまっているんですが、ある意味その頃のグルーヴが今回復活しているような感も…

オリジナル・ラブ『MUSIC, DANCE & LOVE』

傑作、傑作。オリジナル・ラブ渾身の30周年記念アルバム。これは最高ですね。 何といってもリズム隊がいい。ベース小松秀行、ドラム佐野康夫という布陣は『風の歌を聴け』の時代が復活している訳で、これは悪いはずがない。ここへ来てオリジナル・ラブは何度…

オリジナル・ラヴ『東京飛行』

まだ「ラヴ」だった頃のオリジナル・ラヴ06年リリース作品。オリジナル・ラヴは『踊る太陽』と『街男 街女』でちょっとついて行けなくなって、『キングスロード』と本作はミッシングリンクだったんですが、その後「ラブ」への改名以降の好調ぶりから振り返る…

オリジナル・ラブ『bless You!』

4年ぶりにオリジナル・ラブの新作がリリースされました。ここ数年の田島貴男の好調ぶりを反映したとても良い作品です。前作の『ラヴァーマン』でも90年代の『風の歌を聴け』あたりへの回帰が感じられましたが、今回もやはりその辺りが楽しみでした。結果とし…

オリジナル・ラブ『オーバーブロウ・ツアー2012』

2012年のワールド・ハピネスにオリジナル・ラブが出ていました。前年に『白熱』を出して、奥田民生と同様にひとりでライブを行っていた田島貴男が、ここへきてバンドでライブを行ったことに、流れとして正しいな、とひとり納得をしていたんですが、その2012…

オリジナル・ラブ『ゴールデン・タイム』

祝!オリジナル・ラブ25周年! ということで、記念シングルがリリースされました。何ともめでたい話ですが、しかし田島貴男のパワーは凄い!付属に付いているDVDにひとりソウルショウの映像が収録されていますが、単独で会場を盛り上げる技術とパワーには感…

オリジナル・ラヴ『ELEVEN GURAFFITI』

オリジナル・ラヴが『風の歌を聴け』でピークを極めたのが94年。その後『RAINBOW RACE』『ディザイアー』と来て『L』で変質する狭間にあるのがこの作品です。『ディザイアー』にはヒットした「プライマル」が収録されていますが、思えばこれがひとつの分岐点…

オリジナル・ラブ『ラヴァーマン』

変化する人、田島貴男が次に選んだのはひとり再結成でした。 『風の歌を聴け』のリズム隊を再度招集した新作はリードトラックのタイトル曲からして並々ならぬ気合いが感じられましたが、届けられた新作は直球勝負の作品でした。『白熱』以降の動向がとても気…

オリジナル・ラブ『エレクトリックセクシー』

これは不思議な質感。 やっと聴けたオリジナル・ラブの新譜。80年代リバイバルという孤高の趣向で昨年リリースされた新作ですが、今月出る矢野顕子の新譜もある意味同期しているので、高橋幸宏のMETA FIVEと共に少しずつ80年代初期の雰囲気が復活しつつある…

オリジナル・ラヴ『風の歌を聴け』

オリジナル・ラヴの頂点。この後の『RAINBOW RACE』もなかなかにアーシーでいいですが、当時のバンドとしての沸点を記録したものとしてはこいつが最高ですね。 冒頭の『The Rover』からしてかっ飛ばしてますが、『二つの手のように』『心』といったスロウな…

WORLD HAPPINESS 2012

恐らく参加は今年が最後かな。 遂に5年間皆勤賞となってしまったWORLD HAPPINESS 2012に行ってきました。暑かったな、今年は。例年混むので少し早めに行きましたが、第1回と同じかそれ以上の場所で観ることができました。2ndステージの前ですね。開演前の通…

オリジナル・ラブ『白熱』

「ラヴ」から「ラブ」へ。 オリジナル・ラブと片仮名表記を変更して再出発した田島貴男の新作。こちらも吹っ切れた感じの作品だ。今回はすべてひとりで演奏、録音したそうだが、ここ最近の奥田民生といいひとりですべてを賄うアーティストが目につく。 オリ…

プライマルの文脈

#未発表文。執筆年は1995年or1996年です。 郡山営業所にSさんといういかした男がいる。驚いたことに、この方が田島貴男に酷似しており、私は会うなりファンになってしまった。 オリジナル・ラヴが「プライマル」でブレイクしたことは大変意義深いものがある…