GREAT3『Singles 1994 - 2002』

グレイト3は2ndの『Metal Lunchbox』だけは持っていましたが、今ひとつ捉えどころのないグループという印象がありました。時折ポップな楽曲があったり、随所にハッとする瞬間が散りばめられていたりと、何かにつけて気になるグループではあったんですが、ど…

サークル『Neon』

サークルのこの67年作品は確か以前に持っていたような気がします。一度大量に手持ちのCDを処分した際に売ってしまったんだろうなあ。 その後、大滝詠一のラジオ番組「GO! GO! ナイアガラ」の再放送でソフトロックが特集されていて、その中でサークルの曲が何…

大滝詠一『大瀧詠一 乗合馬車(Omnibus) 50th Anniversary Edition』disc 2

2枚目は別バージョン集です。本作は初CD化が89年ですので、自分の持っていた92年再発盤のCDは恐らくその廉価版としてリリースされたもの。その後の95年再発盤で大量の未発表音源が収録されていたそうですので、自分の場合はその辺りを長く聴き逃してきたこと…

大滝詠一『大瀧詠一 乗合馬車(Omnibus) 50th Anniversary Edition』disc 1

大滝詠一のファースト・アルバムが再発されました。これは待望。ファーストは92年の再発盤で聴いていたんですが、音が小さくて今ひとつ聴き込めずにいたので今回の再発は非常に嬉しい。特に「それはぼくぢゃないよ」が大好きでした。 大滝詠一の音楽はどうし…

オスカー・ピーターソン『We Get Request』

しばらく前にオスカー・ピーターソンのドキュメンタリー映画がCSでやっていたので観たんですが、なかなか良かったので手にした1枚。64年の録音です。 映画でもピアノの速弾きが印象的でしたが、こちらでもその演奏が楽しめる反面、スローな曲での優しいタッ…

オリジナル・ラブ『A Change Is Gonna Come 〜 Original Love Live At 日比谷野音』

新作の初回限定盤に付属されている野音の30周年記念ライブ映像です。これも予想通り最高。 オリジナル・ラブのライブは郡山で95年に体験して以来なのでもうすっかりご無沙汰してしまっているんですが、ある意味その頃のグルーヴが今回復活しているような感も…

オリジナル・ラブ『MUSIC, DANCE & LOVE』

傑作、傑作。オリジナル・ラブ渾身の30周年記念アルバム。これは最高ですね。 何といってもリズム隊がいい。ベース小松秀行、ドラム佐野康夫という布陣は『風の歌を聴け』の時代が復活している訳で、これは悪いはずがない。ここへ来てオリジナル・ラブは何度…

セロニアス・モンク『Thelonious Monk Plays The Music of Duke Ellington』

こちらも55年録音作品。 セロニアス・モンクについては、どうしてもその独特のもたついているような演奏スタイルに抵抗感があって今までもなかなか手が伸びずにいましたが、やはり何かにつけて話題に上るプレーヤーなのでずっと気になってはいました。 この…

クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ『Study in Brown』

こちらも星野源経由で手に入れた一枚。松重豊と一緒に出ていた番組で、自らのルーツとして紹介されていました。55年の録音です。 要するに冒頭の「チェロキー」がサケロックに似ている、という話かと思いますが、確かにこの比較的呑気な雰囲気のテーマがサケ…

ムーンライダーズ『moonriders LIVE 2022』

9月に行われたムーンライダーズの『It's the moooonriders』レコ発ライブが配信されました。観に行けなかったライブでしたので、配信で楽しむことができて非常に嬉しい。 今回は新作の楽曲が中心に演奏されましたが、何といってもオープニングとエンディング…

トミー・フラナガン『Overseas』

娘が星野源を好きなので、関連の番組は欠かさず観ていたりするんですが、その中で触れていたのがこのトミー・フラナガンの作品と次に聴くクリフォード・ブラウンの作品でした。こちらは57年の録音。 星野源も触れていたのがエルヴィン・ジョーンズのドラムで…

アニタ・オデイ『Anita Sings The Most』

やっと聴けたアニタ・オデイの作品。『真夏の夜のジャズ』で見染めてからはや何十年。ここへ来て遂に作品にきちんと向き合いました。 本作は57年の録音で、『真夏の夜のジャズ』のニューポート・ジャズ・フェスティバルの前年になります。声や歌い方は映画と…

NRBQ『TOKYO』

96年の初来日公演を収録したNRBQのライブ盤。 ライブ作品についてはそれまでのアルバムの楽曲を知っていないと楽しめない側面もあって、一見さんお断り的な感じもするんですが、とはいえ聴き始めでライブを体験するリスナーもいるわけで、自分の場合はトッド…

アンディ・パートリッジ『My Failed Christmas Career Vol.1』

アンディ・パートリッジの他人提供曲ボツ集第3弾がリリースされました。今回はクリスマス・バージョンなので、タイトルがVol.3ではなくVol.1となっているのが一瞬紛らわしいですが、一連の作品集は第6弾まで出るといわれているので、これで半分まできたこ…

プリンス『Originals』

プリンスの他アーティストへの提供曲の原曲を集めたコンピレーション。何でこの作品を手に入れようと思っていたのか、すっかり忘れてしまいましたが、まあよくあることなので思い出しながら聴いていました。結局思い出せませんでしたが・・。 恐らくはシニー…

マイルス・デイヴィス『Miles Electric : A Different Kind of Blue』

今週はラジオでジャズ・マイルスが放送されていました。その中で作家の平野啓一郎さんが小川隆夫さんの「マイルスの歴代のサックス・プレーヤーで3人選ぶとしたら」という質問に、コルトレーンとウェイン・ショーターに加えてゲイリー・バーツを選んでいて、…

高橋幸宏『IT'S GONNA WORK OUT 〜LIVE 82-84〜』disc 4 YUKIHIRO TAKAHASHI Live Selection 83-84

最後は映像集です。前半の83年のライブ映像はてっきり箱根の野外ライブでまとめているのかと思いましたが、渋谷公会堂の映像と交互に編集されているものでした。箱根の映像は当時録画して何度も観ていたので記憶に残っています。 ライブにおける立花ハジメの…

高橋幸宏『IT'S GONNA WORK OUT 〜LIVE 82-84〜』disc 3 tIME and pLACE

3枚目はライブ盤として当時もリリースされた作品のリマスターです。時期的には83年のライブですので、YMOの『浮気なぼくら』の後。すなわち日本語ポップスが前景化して来ている頃となります。従ってこの作品でも思い切りその傾向が表面化している。 批評でよ…

高橋幸宏『IT'S GONNA WORK OUT 〜LIVE 82-84〜』disc 2 YUKIHIRO TAKAHASHI TOUR 1982 WHAT ME WORRY?

2枚目は凄いことになっています。前半にもゲストで出てきた鈴木慶一に加えて、坂本龍一、加藤和彦、そして最後にはデヴィッド・シルヴィアンまで出てきてしまう。これはもうYMOとJAPANとミカバンドが一緒になったような話で、82年の時点で既に高橋幸宏は自ら…

高橋幸宏『IT'S GONNA WORK OUT 〜LIVE 82-84〜』disc 1 YUKIHIRO TAKAHASHI TOUR 1982 WHAT ME WORRY?

高橋幸宏の再発プロジェクトはライブ音源のボックス化で集大成化を図りました。ここはやはり手に取るべきでしょう。ジャズの作品ではないですが、メンバーが豪華なのでパーソネルを記載しておきたいと思います。 高橋幸宏(vo) 細野晴臣(b) 土屋昌巳(g) 立花…

ビル・エヴァンス『Everybody Digs Bill Evans』

ビル・エヴァンスの58年録音、2作目のリーダー作品です。ドラムはフィリー・ジョー・ジョーンズ、ベースはサム・ジョーンズとなります。 ビル・エヴァンスの初期作品は余り手を出さずに来ましたが、先日観たドキュメンタリー映画でもこの作品を絶賛していた…

NRBQ『All Hopped Up』

77年リリースのNRBQ5作目。ジャケットの印象と異なり、これはかなりいいアルバムです。 とにかくイントロからいい。ポップな曲が満載、というより全編いいですね。これは愛聴盤になりそう。NRBQもハズレがないなあ。どの曲もいいですが、「Things To You」あ…

ミレニウム『Begin』

ここ最近、スカート澤部渡のラジオ番組を欠かさず聴いていますが、こちらの作品もその番組で紹介されたもの。以前、お茶の水のJANISでソフトロックを大量にレンタルして聴いていた際にこのアルバムも聴いていましたが、当時はMDに録音していたので、MDプレー…

かしぶち哲郎『Fin 〜めぐり逢い〜』

かしぶちさんが亡くなってしまってはや10年近くが経とうとしていますが、今年は久々にムーンライダーズも復活して活動が活発化しているので余計にその不在感を味わうことになった年になりました。 そんなかしぶちさんの93年にリリースした作品。会社の先輩か…

NRBQ『Dummy』

04年リリースの作品。NRBQはまだ聴き始めたばかりの初心者ですが、基本的にどれを聴いてもいいですね。クオリティが一貫している。この辺りの安定感はスクイーズに近いものがあります。長寿バンドという意味ではムーンライダーズにも近い。音楽性は異なりま…

サル・サルヴァドール『Frivolous Sal』

『真夏の夜のジャズ』にも出ていたギタリスト、サル・サルヴァドールの56年録音作品。非常にいいですね。 映画ではソニー・スティットと一緒に演奏していましたが、夏の海によく似合う高めの音で、目をつぶって弾いている姿がとても印象的でした。ここでも同…

ドナルド・バード『Fuego』

ドナルド・バードの作品もしばらくご無沙汰していましたが、こちらは59年10月の録音。偶然にも昨日聴いたキャノンボール・アダレイのライブ録音と同じ時期にあたります。 メンバーは下記の通りです。 ドナルド・バード(pocket tp) ジャッキー・マクリーン(as…

キャノンボール・アダレイ『The Cannonball Adderley Quintet In San Francisco』

キャノンボール・アダレイはこれまで聴いてきた作品が実質マイルス・デイヴィスやビル・エヴァンスの作品に近いようなものばかりでした。本格的に聴いていくと恐らくは勢いのある作品が多いんだろうと予測していた。しかし、この作品で緩やかにその予想を裏…

XTC『Live... Amsterdam』

XTC

XTCのライブ音源がまたもやリリースされました。前回のリリースでもドイツでのXTCがツアーをやめる直前の82年のライブ音源がリリースされましたが、そちらは82年の2月10日、今回はオランダでの3月8日の音源です。約1ヶ月後のライブとなります。 『イングリッ…

アート・ブレイキー『A Night At Birdland Vol.1』

以前に聴いた『バードランドの夜』ですが、やはりVol.1の方も手に取りました。 Vol.2を聴いて何故か今ひとつのめり込めなかったため、アート・ブレイキーはしばらく遠ざけようと思っていたんですが、その後にこのVol.1収録の楽曲をラジオで耳にしたりすると…