シャイ・ライツの71年リリース3rd。ここでは「Have You Seen Her」が入っていることが重要です。
「パパパッ」とコーラスが入るところが可愛い曲ですが、何となく聴いたことがあるメロディなので、それだけで普遍性を持っていることが分かります。シャイ・ライツはこれでブレイクしていった訳ですね。
71年リリースということもあってか、音が若干古い気がします。60年代の音が鳴っている。リマスターの問題なのかとも思いましたが、やはり同時代のマーヴィン・ゲイやアイズレー・ブラザーズなんかと比較すると、かけているコストが違うんだと思います。予算次第で洗練度が左右される。それは録音機材の進化が激しい時代だからこその現象とも言えるでしょう。
いい曲が沢山入っているので、やはり今後は王道のスタイリスティックスやデルフォニックスをきちんと聴いていかないといけないなあ、と思った次第です。