松本隆

松本隆『風街であひませう』

40代も後半になると仕事の仕方が変わってきます。長くやっていれば自然と知り合いも増えますし、かつての経験がお互いに知織化されているので、大体仕事を頼む時におおよそのイメージが湧く。 はっぴいえんどのかつてのメンバーに仕事を頼むことで、バンドで…

はっぴいえんど『ライヴ!!はっぴいえんど』

はっぴいえんどの解散コンサートは実質次の活動のお披露目の場を兼ねていて、既にナイアガラやキャラメル・ママといった要素が包含されています。従って、ここでの演奏は終止符であると同時に出発地点でもある。かつゲストメンバーとしてひっそりとその名を…

はっぴいえんど『HAPPY END』

会社に細野晴臣みたいな人がいて、これが様々なプロジェクトを立ち上げては次、と繰り返すんですね。天才肌なんだけど、信用してついて行くともうそこにはいなかったりする。結果的にマネジメントとしては成功しない訳ですが、アウトプットの質にはこだわる…

はっぴいえんど『はっぴいえんど』

はっぴいえんどの1stは最初聴いた時の印象が地味で、その魅力に気付くのに随分と時間がかかりました。この作品がリアルタイムで出た時の衝撃というのは後追いの自分には知る由もなく、また松本隆の詩人としての佇まいや若気の至りで繰り出される青臭い雰囲気…

はっぴいえんど『風街ろまん』

傑作。浮かぶ駅の沈むホームにとても素早く飛び降りたくなる『抱きしめたい』からして最高ですが、その後ジワジワと再評価されていった『風をあつめて』や『はいからはくち』等名曲が目白押しの素晴らしいアルバムです。 自分はYMOから遡ってここに辿り着き…

はっぴいえんど崇拝否定論

#本文は1995年8月号に掲載されたものです。 「向うを行くのは お春じゃないか」で始まる「春らんまん」という曲が好きです。「日本のロック」の先駆者として伝説化されているはっぴいえんど。確かにその存在意義は大きかったのかもしれません。しかし、それ…