カーネーション『Live at TOKYO KINEMA CLUB 2009.4.26』disc 2

2枚目。ここではやはりこのライブの主軸となる楽曲「ジェイソン」が圧巻でした。驚異的にドラムがうまい。その後間髪入れずに「New Morning」を畳み掛けていくところが凄い。そしてそれに続くのは「ローマ・函館」ということで、この辺りの展開がこのライブの白眉です。

 

「ジェイソン」は間奏部にフランク・ザッパの影響も感じられる曲なんですが、その変奏曲のような形で「ぼうふら漂流族」という長尺の曲が演奏されていて、そこでもギターソロが炸裂しています。

 

とにかく直江さんと大田さんのお二人が元気。そして中原由貴さんの演奏は最高、ということでこのライブは素晴らしいです。これ以降カーネーションはずっと2人体制ですが、そのスタート地点として催されたライブがこんなにパワフルなものだったとは。これでは益々その後の活動に期待が持てたことでしょう。そしてその後もずっと活動は続いている。とてもありがたいことだと思います。多くの人が救われている。