フランク・ザッパ『Chicago '78』disc 2

f:id:tyunne:20181111103831j:plain

昨日、会社の先輩とザッパのROXY BOXの話になり、その中でヴィニーについての話題が出ました。まずもってザッパの話題が話せる人が身近にいること自体貴重なことですが、その上特定のメンバーについてある程度突っ込んだ話が出来るというのもなかなかない体験です。

ヴィニー・カリュータについてはザッパのお気に入りのドラマーだったという話は有名ですが、実際にテリー・ボジオがよく間違えていた曲をオーディションでいとも簡単に演奏して退けたという話。この確実性の高い演奏はこのディスクでも堪能できます。

2枚目は長尺の曲が多いですが、その中でも聞き覚えがあったのは「Don't Eat The Yellow Snow」です。これは『You Can't Do That On Stage Anymore Vol.1』に収められていたバージョンに酷似している。調べて見たらそちらは79年2月のライブ、メンバーもほぼ被っていますので、この時期の定番だったんでしょう。

会社の先輩にROXY BOXを勧めたら「買うよ」とのこと。「貸しましょうか?」とも言いましたが、「いや、買うべき」とのお話でした。実はクラフトワークのボックスは立場が逆でしたので、つくづく同じだなあと妙に感心してしまいました。