ナッズ『Nazz』


トッド・ラングレンの在籍したナッズの1stは以前に中古で入手して聴いていましたが、紙ジャケの再発盤は当時見つからなくて諦めていました。ところがサクッと中古屋に置いてあったので、やはりここはコンプリートせねばと思い再購入した次第。06年の国内紙ジャケ再発盤ですが、ボーナストラックが凄い。

 

オリジナルの10曲リマスター音源の他にボーナストラックが11曲も入っていて、今だったらこの仕様はデラックス・エディションですね。ほぼ2枚組のような感覚で味わうことができます。ボーナストラックに入っているのは当時のデモ・バージョンなどがメインですが、そこでの完成度がもう凄くて、67年の時点で既にトッドの世界観は確立されている感があります。

 

比較的ギターやドラムの激しい演奏が聴き取れる側面もありますが、ここは最近プログレッシブ・メタルの復興に興味が行きつつある最中なので、結構普通に聴けました。とはいってもトッドは軽い方なのでそんなに耳に負担は来ませんが、こうしたビート・グループ系の音は源流にWHOやヤードバーズなんかがあって、実際にナッズというグループ名もヤードバーズの曲名から命名されています。その「The Nazz Are Blue」という曲のカバーもボーナストラックに入っていますね。