ジェイソン・フォークナー『詠み人知らず』

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思えばここ最近の発見はこのジェイソン・フォークナーから始まった訳ですが、結果的に過去のアルバムの中で一番出来が良かった1stの国内盤を中古で見つけました。ボーナストラックも入っているのと、500円という強烈な安さに惹かれて、つい買い直してしまった次第です。

昨日聴いたエミット・ローズ同様、この人もワンマン・レコーディングで、全ての楽器を自ら演奏することが出来るマルチ・アーティスト。大先輩のトッド・ラングレンやロイ・ウッド同様、単独でマジカルな世界に没入することが出来る希有な才能を有したアーティストだと思います。それが8年の紆余曲折を経てやっとリリースした1stソロですので、これまでの鬱憤を晴らすかのような見事な出来映えで登場したのも宜なるかな

やはり収録曲の中でも「She Goes To Bed」が一番いいですね。最後のギターリフは永遠に終わって欲しくないと聴く度に思います。