ハーフネルソン『Halfnelson』

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改名する前のスパークスが71年にリリースした1st。プロデュースはトッド・ラングレンです。これもずっと探していました。

 

スパークスは2ndをアナログで持っていましたが、何といってもこの1stを聴いてみたかった。冒頭の「Wonder Girl」こそ耳にしていましたが、ほぼ予想に違わない音。トッド・ラングレンらしい整理された音の配置で、初期のトッドのソロのような質感が漂っています。

 

スパークスはとにかく奇妙なイメージが強くて、いわゆる「クセの強い」アーティストなので聴くのになかなか勇気がいるんですが、ここでもそのユニークさは既に健在です。随分といじり過ぎの曲もあったりしますが、基本はポップ。その上で、その後長いキャリアを築いているので、追いかけようと思ったらそれなりの覚悟がいるんですが、どうもそこまで踏み込めません。