こちらもラジオで紹介されていた一枚。ジャケットは何度か目にしたことはありましたので、比較的有名なタイトルです。録音は58年。
ここでもマイルスのオリジナル・クインテットのリズム隊、フィリー・ジョー・ジョーンズとポール・チェンバースが参加しています。この二人は他の作品でも出張が多くて、ここにレッド・ガーランドが加わるともう無敵になってしまいます。マイルスのオリジナル・クインテットの世の中に与えた影響はとても大きかったんでしょう。
曲の長さは長くて、オリジナルでは片面2曲ずつという構成。CDではボーナストラックが入って6曲です。音の方は期待に違わないスウィング感で、安心して聴けるものになっています。ハード・バップとしてはこの辺が基本なんだろうと思います。明るいですね、とても。