87年リリースのゴンチチ6作目。初期のゴンチチは本当にハズレがありません。どの作品を聴いても爽やかでソリッドな音が奏でられていて、聴く側に清涼感を届けている。
この作品でも聴いたことのある楽曲が何曲か含まれていましたが、特にベスト盤で気に入っていた「Watchdog in the afternoon」が入っていたのは嬉しい。若干ピアノのフレーズに強引さを感じるものの、全体ではとても涼しげで、本当にリゾートに誘うかのような音楽です。
太田裕美がゲストボーカルに入っている曲があったり、演奏陣に憂歌団のメンバーが入っていたりと、結構ゲスト陣も多彩なんですが、そうしたプロモーションが当時なされていたかは定かではありません。
それから何より音が良かった。80年代のCDなので少し心配しましたが、ソニー盤だからなのか、とても良い音が鳴っていました。この音ならリマスターを探さなくても大丈夫です。