84年作のファースト・ソロ。1曲目の『Pulling Punches』にはびっくりしたなあ、当時。デヴィッド・シルヴィアンがチョッパーかよ！って感じで。全体的にもジャズっぽくて、イメージが変わった。
ファースト・シングルは『Red Guitar』で、PVでは神話よろしく裸で土に埋まってた。このPVも美しかった・・。セカンドの『The Ink in the Well』のPVもかっこよくて、白いワイシャツと渋いスラックスの御姿には憧れたもんだ。
ベスト・トラックはやっぱり『Nostalgia』。確かタルコフスキーの映画かなんかに触発されて作ったんじゃなかったっけ？余りよく覚えてない。このオーガニック路線がその後も脈々と続いていく訳だが、テクノの耳には新鮮に響いた。発売時のプロモーションで来日した際、坂本龍一のサウンドストリートにゲストで来て、ジョニ・ミッチェルの『Talk to Me』をリクエストしていた。これが私のジョニ・ミッチェル初体験で、ぶっ飛んだ。
