マーヴィン・ゲイ『Let's Get It On - Deluxe Edition』disc 2

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今年はマーヴィン・ゲイの生誕80周年ということで、巷では密かに盛り上がっていますが、その絡みで幻のアルバム『You're The Man』も晴れて発掘されたのかもしれません。マーヴィン・ゲイはニュー・ソウル期の3枚、プラス『Midnight Love』だけしか聴いたことがありませんでしたので、これを機会に少し聴き進めていこうと思っています。

 

デラックス・エディションの2枚目はオリジナル収録曲のデモや別バージョンが前半で、後半に未発表曲が収録されています。その後半の楽曲のクオリティが本当に高くて、もう1枚別のアルバムを聴いているような気分になります。実際にこの内容の大半は先日リリースされた『You're The Man』にも収録されていますので、実際は『What's Going On』と『Let's Get It On』の間にもう一つ作品があったということなんですね。

 

前半のデモや別バージョン集は流石にきついかなとも思いましたが、『Let's Get It On』自体の聴き込みがさほどでもなかったので、ある意味新鮮に聴くことができました。実際、それ程粗いバージョンでもなくきちんとした演奏、歌が入っていますので、普通に聴ける内容だと思います。