ビート・クラブVOL2 1968-1970 Disc 1

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元日に満を持してポチッといった第2弾。今回は自分の生まれた年から始まるモノクロ映像でスタート。

年明けの冨田ラボの番組も68年特集だったが、当時のシーンはソフト・ロックが盛んだったことが音から伝わってくる。ハーパーズ・ビザールなんて名前もトップLPチャートに登場するしね。グレープフルーツの映像なんて初めて見た。結構ビートバンド然としていたんですね。サイケな印象があったが余りにも聴かないのでかつてCDは売ってしまいました。ビートルズの弟バンドはバッドフィンガーだけで充分だ。カジュアルズというバンドが意外にいいな。ロイ・ウッドも曲を提供していたみたいだ。

初期の映像は基本口パクだが、ある意味今でいうPVを見ているようで、それはそれで興味深い。動いているだけで貴重、という側面もあるしね。制作者は後のMTVが音楽を駄目にした、とコメントしていたようだが、この頃の映像も大して変わんないじゃん。

ビーチ・ボーイズの『フレンズ』が度々トップLPチャートに出てくるが、本国ではまったく売れなかったはず。ドイツでは売れたんですね。確かアンディ・パートリッジがビーチ・ボーイズで一番好きなアルバムとして挙げていたような記憶がある。私も好きなアルバムです。

で、1枚目のハイライトは誰が何といおうとボンゾ・ドッグ・バンドだと思う。これもLDで見た時はたまげた。映像は随分残されているという話をニール・イネスがかつてしていたが、何といってもビジュアルが強烈なので是非何らかの形でまとめてリリースして欲しいものだ。それとももうされてるのかな。

 

マンフレッド・マンが出てくるのも嬉しい。『Fox On The Run』いい曲ですね。その内また集めなくちゃな。で、最後はビーチ・ボーイズ『Bluebirds Over The Mountain』。カッコいいねえ。