高橋幸宏の再発プロジェクトはライブ音源のボックス化で集大成化を図りました。ここはやはり手に取るべきでしょう。ジャズの作品ではないですが、メンバーが豪華なのでパーソネルを記載しておきたいと思います。
高橋幸宏(vo)
細野晴臣(b)
土屋昌巳(g)
立花ハジメ(sax)
スティーヴ・ジャンセン(ds)
ということで、82年というYMOやJAPANの活動の狭間に奇跡的に揃った面子でのステージです。音源は初めて聴きましたが、『WHAT ME WORRY?』からだけでなく『ニウロマンティック』や『音楽殺人』からも選曲されていて楽しい。ただ、若干前半の音質に難あり、という感じかな。恐らくは元の音源を大変苦労されて修復されているんだと思います。観客の黄色い歓声も凄まじい。ビートルズみたいですね。
やはり『ニウロマンティック』の収録曲のライブが素晴らしい、というより貴重だと思います。日本語ポップスに移行する前の鋭いタッチの音作りがヒリヒリと伝わってくる。これをこの面子でライブでやられては堪らないでしょう。
高橋幸宏さん、最近は体調が心配ですが、何卒お元気な姿をまた見せて頂きたいものです。