チープ・トリックを買ってみました。実は初めてまともに聴きますが、本作のタイトル曲はリリース当時も何となく耳にしていたのを覚えています。自分の中ではチープ・トリックというとこの曲、という感じです。78年リリースなんですね。
感覚としてはさすが元祖パワーポップというだけあって元気のある多彩な音。何となくハードロック的なイメージがあったんですが、それよりも軽くてメロディアスな要素もふんだんに塗されています。「Voices」なんかはELOのようですね。全体的にはちょっと軽過ぎるかな。
チープ・トリックとクイーンはずっと触れずに来たんですが、そろそろパンドラの箱を開けようかと思っていました。まともで王道なロック、そういった意味ではツェッペリンやジミヘンなんかも未着手なんですが、果てしないソウルやプログレの世界と迷うところですね。どちらもゆっくりと余裕があれば、ということで気ままに行きたいと思います。残された時間を噛み締めつつ、必要性を吟味してですね。
