ピーター・ガブリエル1

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ピーター・ガブリエルの紙ジャケリマスター盤がまとめて再発となった。4~5年前に一度出ていたが今回新装版での登場。ここで買い逃すとまた後悔しそうなので、グイッと気合いを入れて購入。DU特典のBOX付きでまた財布が寂しくなった・・・。

まずはファースト。1977年作品。これは未聴。1作目、2作目あたりはジェネシス脱退後のおっかなそうな雰囲気があったのだが、意外に聞きやすい。勿論プログレ直系の演劇的要素もチラツキはするが、近作の荘厳な雰囲気に比べればまだ可愛いもの。どうしても初期作品はジャケットの印象が強烈なのでとっつきにくい感じがするが、とりあえずファーストは左程でもない。

全英7位を記録していたり、ジェネシス脱退の声明文を当時全文掲載の条件付きでマスコミに発表していたりと、ピーター・ガブリエルは70年代当時からそこそこメジャーな存在だったことがうかがえる。よっぽどジェネシスが個性的なバンドだったんだろう。一般的にはその後フィル・コリンズが大衆路線を突っ走ったことで有名になったバンドだが、初期はピーター・ガブリエルのカリスマ性で引っ張る凄いバンドだったようだ。プログレにあまり縁がないのでよく知らないが、いずれじっくり聴いてみたい。