2000年発表の4作目。これは暗い!売れた後のチルアウトといった感じか。エレクトロニカの導入によって趣が大分変わったが、『オプティミスティック』から『イン・リンボー』に至る流れは夢幻の境地で頭が回りそう。
ニルヴァーナみたいに売れた後死ぬことはないが、レディオヘッドも嫌になって内にこもったんだろうか。電脳路線への一時転向はU2やくるりなどにも例があるが、一度は通る道なのかもしれない。次作の『アムニージアック』と対になっている作品とのことだが、聴き手を突き放したような姿勢はある時期必要な所作なんだろう。YMOの『BGM』もそうだった。