サブスクにないアーティスト、ワンダーミンツの03年リリース4作目。これは捨て曲なしの傑作でした。こんなにいいとは。
ワンダーミンツというとどうしてもブライアン・ウィルソンの復活を助けたビーチボーイズ直系のバンド、というイメージが強いんですが、このアルバムで展開される音楽は、勿論ブライアン・ウィルソン自身が参加した楽曲もあるにはせよ、どちらかというとそれだけでは括れない魅力が溢れています。ボーナストラックはビートルズのカバーですし。
結構パワーポップ系に近い印象を抱いたので、やはりジェリーフィッシュに近いかもしれないな。でもこのアルバムの楽曲群は侮れないなあ。かなり繰り返し聴ける高度な作品になっていると思います。これはいいものを見つけました。
