カーネーション『Carousel Circle』Blu-ray

初回限定盤付属のブルーレイ・ディスクには2つのライブ映像が入っていて、MVも合わせると何と収録時間は229分。これは凄まじくお得です。

 

映像はひとつ目が2012年に行われた『天国と地獄』発売20周年の再現ライブ。これ、素晴らしい演奏ですね。全曲演奏してくれて、しかも第2部ではベスト盤的な選曲で持っていかれます。これで10年前ですので、そこから更に時を重ねてきているなんて何という体力。こんなに長いキャリアを重ねてくれるなんて思いませんでした。

 

そしてふたつ目がまたグッと遡って2004年の「21年目のカーネーション」ライブ。この頃は矢部浩志がまだ在籍していた3ピース構成です。直枝政広の髪も短くて若々しい。大田譲の見た目はびっくりする程変わりません。やっぱり矢部さんのドラムはいいなあ。

 

ラストはどちらも「夜の煙突」で終わりますが、2004年の方はラストで鈴木慶一白井良明鈴木博文が加わります。鈴木慶一は真っ黄色の服を着ていて主役より目立っている。この3人は野音の35周年にもゲストで参加していて、何かとゆかりが深いんですね。その他にも青山陽一が飛び入り参加したりと非常に賑やか。

 

しかしこれは映像作品2本分の価値がある内容ですね。こんな豪華な素材をボーナスディスクに収めてしまうなんて・・。これはやはり40周年のライブは行かないといけないなあ。