スティービー・ワンダー 「キー・オブ・ライフ」

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ちょっと値が張ったのでずっと迷っていたが、後で後悔しそうなので「Touch and Buy」ということで購入。

2.5枚組の大作なので聴きごたえがあったが、巷で言われるほど散漫ではない。スティービーは3分間ポップスの人と仮定すれば確かに長尺の曲は多いし曲調はバラエティに富んでいる。でもスティービー印なので、基本は軽快なポップス。3部作のシリアスさと比べてポピュラリティはこちらの方が上だと思う。

でも後半は少し散らかってきた。ああ、こういう意味ね。でも許容範囲でしょう。いずれにせよ、昔の名盤はいい音で聴くに限る。何度も言うが、レンタルで昔の再発盤を聴くと非常に音が悪くて価値が半減する。

先日、初めてスピーカーの工場に行って、およそ10年ぶりくらいに「試聴」というものを体験したが、やっぱり聴き比べとか楽しいんですよ。音楽の喜びというものは何もマニアに限ったものでもなくて、普遍的に感覚を刺激するものなんだよなあ、と改めて実感した。

ということで、これは名盤!多いなあ、最近。