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で、何で御茶ノ水に行ったかというと、これを聞きに行ったため。タイトルがポリスの映画みたいだが、博報堂生活総研の最近のコンセプトなんだそうだ。内容は「子供の生活10年変化」というもので、10から15歳の子供を調査した結果を分析している。
面白かったのは少子化の話で、子供の立場から見た場合大人の数が増えている、と。子供一人に対して6人くらいの数の大人がいるという計算だそうだ。これで見えてくるものは確かに沢山ある。会場ではオープニングに細野晴臣の「omukae de gonsu」、エンディングにWHOの「キッズ・アー・オールライト」がかかっていた。この辺りの選曲を楽しんでやってる人がいるんだろうなあ。ちょっとクサイけど。
女性の社会進出が及ぼす影響も多々あると思うが、そもそも会場に女性客が多かった。何をやっている人たちかは知らないが、帰り際の地下鉄で「これから局に戻って仕事」とか言ってる人がいた。6時過ぎだからもう帰ればいいのに・・・。忙しがっている人や急いで歩いている人が最近嫌で仕方ないが、たまたま今考える仕事なのでそう思うだけかもしれない。でもやっぱり人間少しは立ち止まって考えないと、質が上がんないんだよね。
最近の子供はよく本を読むそうだが、よく読む本の上位には「バッテリー」が。女子中学生の上位はほとんどがケータイ小説、「恋空」だったかな?これは少しびっくりした。そういえば先日のEU関連のセミナーでも、話を聞かずに黙々とケータイ小説を読んでいる女性がいた。その人は途中退席してしまったが、一体何をしに来てたんだろう。
消費欲の減退が自動車の不振にも繋がっているので、少しその辺を追っかけてみるかな。