クラレンス・カーター「ザ・ダイナミック」

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直枝政広の本を買ったのは「Edo River」から「ガールフレンド・アーミー」にいたるカーネーションのソウル路線の秘密を知りたかったのが一番の理由だ。とにかくあの時期のめくるめく世界はかなりの中毒症状で、当時ソウルにはまっていたという直枝の発言から、いつかディスクガイドを、と願っていた。

そんな矢先、かのディスク本が出ると聞き、期待して読んだがほとんどはロック。でもソウルについてはクラレンス・カーター、キャンディ・ステイトン、タイロン・デイヴィスが3本柱、との記述があった。ということでまずはクラレンス・カーターから聴いてみる。(でもレンタル。)

正直ソウルの魅力がダイレクトに入ってくる程まだ耳が肥えていないので、この作品がどれ程凄いのかは分からない。でもじっくり聴く価値のあるものだとは思った。後半がいいかな。69年作でアトランティックなので、少しその辺の時代背景なんかも調べてみよう。後は聴き込んでどう変わるか。