『ベスト・オブ・キャンディ・ステイトン』

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i-radioが更新されなくなって久しいですが、以前にキリンジのi-radioでかかっていたキャンディ・ステイトン、どの曲にひっかかったか既に忘れてしまいましたがこのベスト盤だけはずっとamazonのカートに入れっぱなしでした。04年リリースなのでもう随分経つ訳ですが、今回中古盤5点で15%引きという甘い罠に引っかかって(しかも本盤は割引対象外で)購入しました。印象は「普通」かな。

サザン・ソウルと言われてもお勉強しているようで、今ひとつ難しいですが、以前にダイアナ・ロスのベストを聴いている時のような、あるいはジェームス・ブラウンのファンク爆発前の音のような質感を感じます。どうも自分はソウルとかオールディーズの良さを味わうにはまだ耳が肥えていないのかもしれません。でも『Too Hurt to Cry』なんてカッコいい曲ですけどね。

オリジナルアルバムは一向に復刻されないようですが、権利関係のようですね。最近FAME時代のコンプリート盤が編集盤で出ているようですが、この辺のアーティストはサクッと聴けてなんぼのように思うのできちんと再発して欲しいところです。ソウル系はロックに比べて再発の仕方が少し緩いですよね。あまり売れないからでしょうか。ソウルを追っかけてるファンが量的に少ないことも原因でしょうが、ジャズみたいなもんですからそこはきっちりと。

時たまグルーヴィーな曲が出てきてなかなか見逃せないですが、以前スコラのドラムス&ベースでピックアップされたのもソウル系が大半でしたので、ここはまだまだ自分にとってはフロンティアです。どうやって掘り下げていこうか考えながらはや20年くらい経ってしまいました。