スコラ 坂本龍一 音楽の学校 バッハ編第3回

f:id:tyunne:20200403222838j:plain

例によって録画したものを今しがた視聴。今回は通奏低音がテーマ。毎回音楽の構造を紐解いていっていってくれて面白い。「そこなんですよ」という嬉しそうなコメントが印象に残った。

バッハの譜面に縦に図形を描いて風景を語るのがよかった。なるほど譜面というのは一種の建築のようなもので、構造が上部と下部で視覚化されているものなんだな。改めて認識したが、記録というものは面白い。

音楽は単なる旋律ではなく、支える低音があることによって成り立つ、ものもある。というよりその方が面白い。低音はグルーヴも出せるので、益々魅力が増すが、更にそこにリズムが入ってくる訳だからやめられない。脈絡がないが、TEI TOWAの『Big Fun』に細野晴臣がベースで参加していたので、今聴きながらこれを書いています。

チェンバロの演奏はコードを表す数字に従って即興で弾いている、なんていう話からジャズに繋がっていくような示唆があるところもストーリー性を感じさせた。音楽っちゅうものは面白いですね。

先日宇宙望遠鏡の話を取り上げた番組を見たが、これも非常に面白かった。最近のNHKは飛ばしていていいですね。