矢野顕子『LOVE LIFE』

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続いて91年リリースのニューヨーク移住後作品。これは当時のツアーを録画して見ていた。『BAKABON』の大村憲司のギターのカッコいいこと。渋過ぎる。何度も繰り返し見たなあ。

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『釣りに行こう』も入ってますね。宮沢和史とのシングルだったかな。それにしても音がちょっと小さい。矢野顕子は紙ジャケリマスターにはなんないんですかね。初期作品は出てたような気がしますが・・。MIDI系はやっぱり難しいのかな。まあこの作品はエピックソニーですけど。そもそもがCDだし。

そこかしこにタブラみたいなパーカッションや弦楽器の音が聴こえる。既に80年代の音は消え去って、生楽器主体の音楽にになっているのが印象的。まあ『峠のわが家』もそうでしたが、音の処理がね。当時を偲ばせる訳です。

『SAYONARA』は細野晴臣の『泰安洋行』と同じ曲。これもやってたんだ。知らなかった。『いいこ いいこ』も知ってる知ってる。この歌詞はいいですねえ。母性が嫌と言っておきながら矛盾しているが、これは自分が結婚して子供が生まれたから感覚が変わったんだろう。毎日気楽に暮らしていた独身男性には伝わらないですよ。

終盤の『愛はたくさん』と『LOVE LIFE』でとどめを刺される。前者はピアノの旋律がうねってて嬉しい。後者は先の放送でもラストに「LOVE LIFE」と呟かれて昇天、みたいな感じで。