ジャック達に一色進の旧友、鈴木さえ子が参加したという記事を見て非常に気になっていた新譜のライブ盤を手にしました。鈴木さえ子が復活したというだけでとても嬉しくなります。良かった良かった。
ジャック達にはムーンライダーズのサポートメンバーだった夏秋文尚やカーネーション の大田譲もメンバーに入っているので以前から気にはなっていたんですが、今回初めて作品を聴きました。
印象としては、やはりこのお二方がドラムとベースでリズム隊を担っているので、音が非常にタイト。そしてやはり雰囲気としてグランドファーザーズやカーネーションの感覚が漂ってきます。メトロトロンレーベルの最良の部分が遺伝子として入っている。
そこに鈴木さえ子が加わることで、ブリティッシュ・ロックの彩りのようなものが加わってくると無敵になるように思います。今はその部分はまだちょっと抑え気味のように感じました。やはりフロントマンの一色進を立てていくのが筋でしょう。要素が色々あって奥行きがある音楽だなと思いました。