ビル・エヴァンスの56年、58年、62年のソロ演奏を集めた編集盤。こちらも店頭でかかっていたものを「これください」と言って購入しました。最近は妙にこうしたケースが多いですね。
聴いていると坂本龍一のようです。これは一時期『BTTB』以降にピアノソロへ回帰した際に参考にしたのではないかな。演奏時のノイズなんかも一緒に収録されているところも似ています。感覚的に初期のトッド・ラングレンを思い出すところもあって、要するにソロ演奏の振る舞いが似ているんでしょうね。
62年の演奏はスコット・ラファロの死後初めての演奏で、4曲弾いてやめてしまったとのこと。とても感傷的なエピソードです。
しかしどれを聴いてもいいな。持ってかれます。