4枚目も67年の音源。ホーム・デモとライブ音源ですが、この辺りでやっと軽快なストロークの楽曲が出てきます。
大滝詠一が初期はっぴいえんどのステージで演奏して女性ファンからチェルシーと呼ばれたという逸話をもつ「Chelsea Morning」なんかも既に演奏されていて、もうここまで来るとデビュー後の初期の活動に直結しているような印象を受けます。
少し暗めの歌も若干垣間見られるんですが、基本は美しい清涼な歌声とオープン・チューニングのストローク演奏によるギターの弾き語り。ここにもう個性が出てきている。これでいいですよね、ジョニ・ミッチェルは。
MCで「ウフフフ」と笑う声もとても可愛くて、聴いていて嬉しくなるような音源です。