ジョニ・ミッチェル『Joni Mitchell Archives, Vol.2: The Reprise Years(1968-1971)』disc 4

f:id:tyunne:20220220071123j:plain

4枚目。主に69年の音源で、TV出演やレコーディングのデモ音源など様々なところから集められたトラックが並んでいます。丁度昨日観たビートルズのゲット・バックのルーフトップ・セッションが69年の1月なので、何となく69年に縁のある週末でした。

 

デビュー1年でもう個性が確立してきている感があって、随分と人気もありそう。ここで既にスタイルを確立して『Blue』へまっしぐら。その後どんどんと音楽の表現を変えていって作品を積み重ねていった。やっぱりジョニ・ミッチェルは凄い人だと思います。

 

でもここで聴けるジョニ・ミッチェルの歌声は徹底的に清涼感があって、聴いていて朝日が差し込んでくるかのようです。でもバックで鳴らしているギターのストロークは既に不気味に個性を発揮していて、後のグルーヴを感じさせる。もう既にその片鱗は見え隠れしています。

 

『Ladies of The Canyon』のセッションでいきなり音質が向上するのはびっくり。