ジョニ・ミッチェルのアーカイヴ・シリーズ第2弾がspotifyから消えてしまったので、無料期間の終了と共にApple Musicに切り替えて聴くことにしました。コンテンツによってメディアが乗り換えられてしまう。それは当然のことのように感じますが、そもそもサブスクのコンテンツがこんなにも安定しないという事実に愕然としています。
Vol.1はデビュー前の音源でしたが、Vol.2はデビュー当時の初期音源。テイストは左程変わらず、アコースティックの弾き語りが多い。まだ1枚目だからかもしれませんが、余り変わったという印象を持ちません。それはすなわちデビュー前に既にスタイルが完成していた、ということでこの辺りはやはり驚異的。
たっぷりのデモ音源、自宅録音音源が次々に登場しますが、基本的にはそばに座って囁かれているような等身大の感覚に溢れているので、聴いていてリラックスできます。才気あふれる音楽というよりひたすら美しい。