3枚目、というより配信なのでパート３と言うべきか。でもトラックリストにも「ディスク３」と書いてあったりするので3枚目でいいんでしょう。
それにしても配信はまるで昔の貸レコード屋、レンタルCDショップのようですね、品揃えの多い。JANISで掘り出し物を借りて聴いているかのようです。こうして普通なら手のでないボックスものを気軽に手軽に聴けるのは素晴らしい。買うかどうか迷う新譜も気軽に聴けるし、実際そこで聴いてパッケージに手が出る作品もある。これはやっぱりかつてはレンタル屋やラジオが果たしていた役割です。
3枚目はニューヨークのカーネギー・ホールでの69年のライブ音源です。もうすっかりこの時点で個性を確立していますが、やはり初期の醍醐味は清涼感のある声だと思うので、じっくり聴き込むというよりそばで鳴っているのが似合う。フォークというのはそんなもんじゃないでしょうか。人によるか。
フルで収録されているようなので、まるで当時のコンサートを見たかのような感覚です。今日は午後にビートルズのルーフトップの映画を観に行きますが、ライブ作品にかつては抵抗感があったのを今では懐かしく感じてしまう程ライブ音源というものはいいものだな、と感じ入る毎日です。
