ローラ・ニーロの94年来日時の音源が再発されてサブスクにもあったので聴いてみました。非常にいいですね。
最終作の『Walk the Dog & Light the Ligtht』発売直後ということもあり、最新作からの楽曲も多く演奏されていますが、これがなかなかいい。このアルバムは元々結構好きでしたが、改めていい曲が多いことを実感しました。また聴き直してみようかな。
基本ピアノの弾き語りなんですが、イントロを弾きながら色々と喋るのがまたいいんですね。語りかけるようで、かつ優しげで。この後亡くなってしまうというのがまた悲しい。それでも音楽の方は全くそうした翳りを感じさせないし、かつコーラスとの絡みも相俟ってとても複雑かつ美しい音楽が奏でられています。これはいい作品だな。